おそらくはそれさえも平凡な日々

「みんなのGo言語」の執筆に参加しました

みんなのGo言語【現場で使える実践テクニック】

「みんなのGo言語【現場で使える実践テクニック】」の執筆に参加させてもらいました。僕は第1章の「Goによるチーム開発のはじめ方とコードを書く上での心得」を担当しました。

主に、Goを始めたばかりの人に向けてのお約束や普遍的な考え方について個人のアレンジも加えながら書きました。このあたりはネット上には雑多な情報が混在しており、独自のやり方で回り道をしてしまっている人も多く見受けられることに課題意識があったので、このあたりの「レールを敷く」ことを意識しました。Goは思想的なところの説明も含めて公式ドキュメントが充実しており、そちらに同じようなことが書いていることも多いのですが、そこから一歩踏み込んだ実践的な内容になるようにしました。

雑誌以外の書籍執筆は初めてで良い経験をさせてもらいました。自分の名前がついた本が書店に平積みされているのを見るのは感無量です。改めてこの素晴らしい執筆陣の中で本を書けたのは幸せなことだと感じています。

豪華執筆陣によるバランスの取れた構成の本になっています。ちょっと興味のある方にも、一歩踏み込んだことを知りたい方にも有用な内容が含まれているかと思います。Go言語に興味のある方は是非お手にとってお買い求めください。

メールや、執筆に利用したGitHubリポジトリのログを見ると以下のようなスケジュールでした。

  • 2月末: 執筆依頼
  • 3月上旬: 執筆メンバー確定
  • 3月〜4月頭: テーマ出しと章立て
  • 4月下旬〜6月上旬: 執筆
  • 6月下旬〜7月下旬: 相互レビューと校正
  • 8月: 最終調整
  • 9月: 出版

すごい人達との共著ということで、各種締切には緊張感がありました。単著ではこの締切は守れなかったと思うので、単著書ける人はつくづくすごいですね。

相互レビューが楽しく刺激的でした。他の人の担当分を読むことも、自分の担当分への的確なフィードバックも学びが多かったです。

話題の表紙ですが、そのラフが上がってきたときには、その奇抜なデザインに正直ちょっと驚いたのですが、その後配色されたものが共有されたときには、当たり前ですが「プロはさすがだな」と驚嘆したことを覚えています。

個人的にも貴重な経験をさせてもらいましたし、良い本に仕上がっていると思いますので、再度となりますが、ぜひお買い求めください!

みんなのGo言語【現場で使える実践テクニック】

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2017-08-28T00:28:29+0900

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