2012年5月 3日
GWに読むと良い技術書4冊という釣りタイトル
有隣堂ヨドバシAkibaで「IT・WEB業界に入るならこれを読んでおいて損はない!」という技術評論社の特選フェアをやっています。同僚のtypesterが推薦した本も並んでいますので、興味のある方は行ってみると良いと思います。僕も行きたいです。
その流れで弊社のエンジニア陣でも4冊推薦図書を出してみようという話の振りがあり、僕も4冊出してみたのですが、それをここにも載せておこうと思います。
珠玉のプログラミング(Programming Pearls)
"Programing Perl"のタイトルの元ネタ。ソートや2分探索などの基礎的なアルゴリズム等、コード例を交えて分かりやすく面白い。
アルゴリズム入門書と思いきや、奥の深い一冊。
リファクタリング・ウェットウェア ―達人プログラマーの思考法と学習法
ご存知「達人プログラマー」著者による一冊。「脳」のことを「ウェットウェア」と呼び認知科学や神経科学の領域にまで言及。
如何に効率良く達人プログラマとなるか、より実践的に踏み込んだ一冊。
まつもとゆきひろコードの世界
表紙があれだが何気に良書。
オブジェクト指向・デザパタ・JavaScriptとWebプログラミング・Ruby・正規表現・文字コード・正規表現・セキュリティ・関数型言語等のトピックに分かれ、広く・深めに網羅されている。
教養書として若手に読ませたい一冊。
心の社会
人工知能の大御所、MITの人工知能研究所設立者マーヴィン・ミンスキーによる、心と人工知能に関する考察が書かれた読み物。
細かいプロセス(エージェント)が相互作用することにより心が生じるという考え方。つまり「心はプログラミング可能」だと論じている。
あまりに衝撃的な内容だったため「コンピュータには何ができないか―哲学的人工知能批判」という反論書まで出版された。(これも名書)
自己考察やそのプログラム可能性にまで踏み込んだ、ぞくぞくするような一冊。
次点は以下。