2012年8月17日
副鼻腔炎の内視鏡手術を受けた話
7月に一週間ほど副鼻腔炎の手術入院をした。
たかが鼻と思うかもしれないが、年に何回か左鼻の奥が塞がっては上顎洞にゼリー状の膿が溜り、歯痛と頭痛と発熱と目眩のコンボに見舞われるのに長年難儀しており、気合で乗り切るのも限界を感じ始めてきたので、手術に踏み切ることにした次第。
父親譲りで生まれつき鼻が悪く、高校生の時にも鼻中隔(鼻の仕切りの骨)を削る手術を受けて改善はしていたもののまだ上記の症状に悩まされていた。最近は医学が進歩して、鼻のもっと奥を内視鏡を使って広げる手術ができるとかで興味を持っていた。
これまでは具合が悪くなると近くの開業医で抗生剤をもらう対処療法で済ませてきた。とはいえ、根本的になんとかしたかったので、手術も考えて総合病院への紹介状を書いてもらえないか幾つかの開業医でなんとなく働きかけてはみたものの、これまたなんとなくスルーされ続けてきた。
これでは埒があかないと思って自分で総合病院を調べたら、近くの大学病院で副鼻腔炎の内視鏡手術をやっていることを突き止めたので直接行ったらトントン拍子に話が進み、手術が決定した。なんだ、もっと早く行っておけばよかったよ。
紹介状がないからとかで多めの初診料を取られたものの、紹介状書いてもらうのにもお金かかるから変わらない。紹介状ってよくわかりませんね。その病院は去年末に左肘の粉瘤除去手術を受けたところでもあり、なんか最近手術受けまくっておる。
手術は全身麻酔だとかいわれてびっくりしたんだけど、前日の医師の説明時に
「脳とか目とか近いところなんで気をつけてやりますね」
とか言われて、ああ、そりゃ全身麻酔じゃないと怖いなとヒヤッとした。
手術受けた翌日までは思ってたよりしんどくて正直舐めてたなーと。ただ、翌々日には鼻に詰めてたガーゼも抜け、その後の回復は順調で、予定より一日早めて退院できました。
術後は、とりあえずイビキが小さくなったということで嫁には好評です。元々軽度の無呼吸だと診断されたこともあるのですが、寝起きも良くなった気がします。
左鼻の奥はまだやはり炎症を起こしやすい部分は残ってますが、炎症を起こしても膿が上顎洞に溜まりにくくなっているのを感じます。まあとにかく手術受けてよかったなーと。
入院中に新しく買ったMacbook Airの開発環境の設定をして、晴れてマカーとなりました。