2006年8月21日
コーヒーが体に良いなんてクソ食らえ
作業中コーヒーをがぶがぶ飲んでたら同僚の女性に、「コーヒーって体に良いんだよね」とか言われた。わかっちゃいたが言われてしまうとげんなりである。
最近はどうやら、「コーヒーは体に良い」というのが通説になっているらしい。3年前に八丈島に行った時に、温泉の休憩室のテレビで、あのみのもんたとかいうやつが、あの、もはや感心するほど徹底的に感情や説得力を感じさせないくせに、抑揚だけはやたらあるあのトークロボット振りを発揮しながら、「皆さん、コーヒーは一日5杯は飲みましょう」とかほざいているのを迂闊にも耳にしてしまい、気分が悪くなったのを覚えている。
正直、コーヒーは体に悪いくらいじゃないとつまらない。あれだけどす黒い体に悪そうなものを体に入れる。それがイイのである。「セックスは体に良いから、みなさんセックスをどんどんしましょう」とか言われとしたら、それが正しいとしても、「はぁっ!?」、てなると思うんですけどね。むしろ体に悪いくらいのセックスの方が楽しい気がするし。また、適度なスポーツは体に良いかもしれないが、むしろ適度レベルのスポーツは退屈で、体に悪いくらいにスポーツのほうがよっぽど面白いのである。
要は純粋快楽に対して「体に良い」なんていわれると萎えるという話だ。それに正論を言ってしまうと、どんなものだって、状況によって体に良いし体に悪い。私はファミレスでレポート作成中にドリンクバーでコーヒーをがぶがぶ飲みまくったら、フラフラになってしまった経験もある。
今日の夜はヱビスの黒を飲んだ。やっぱ黒いものって体に刺激を与えてくれそうでイイね。実際は黒い食物って体に良いとされているものが多いのですが。海苔、黒豆、醤油、炭など。それはまた、体に悪そうな黒いものが、実は体に良かったというツンデレぶりが萠えるのでそれもまた良し。