2007年2月14日
川崎が侮れない
バレンタインにデートなんてベタなマネ。今の職場は、休みが少ないながら休む日の融通が利くのは良い。勿論バレンタインなんかに休んでしまうと翌日は同僚から質問攻めに合うのは間違いないのだが。
青葉台の無印カフェで昼食。二人でパン4個、お惣菜3品の盛り合わせと飲み物を注文。値段もこなれていて、味もなかなか。お惣菜も調理法に工夫があって参考になった。パンとスープが美味しかった。
昼過ぎに久地にできた、たまりばの工房に行った。販売されている藍染なんかを見ながらスタッフと雑談。工房は雰囲気も落ち着いてるし、細い道を入ったところにあることもあり、ちょっと隠れ家的なところも良かった。コンクリートの打ちっぱなしで無機質だったテナントを、みんなで大工仕事やって今の状態に作り上げたってのもナイス。
夕方から川崎LAZONAに行って、映画見て食事。LAZONAは去年出来たばかりとかで、キレイでおしゃれ。お店もたくさんあって楽しめそうでした。川崎があんなに開けているとは思わなかったよ。また行きたくなってしまった。
青葉台もそうだったが、最近はキレイでおしゃれなところに行くと浮き浮きしてしまう自分を発見してしまい、そんな普通の感覚を持ってしまっていることにビックリ。恋人にも「最近ちょっとあなたが普通になってきて、ビビる」とか言われる始末。多分そういうあなたは相当普通じゃなくなってきてしまってると思うのだけど。
見た映画は「プラダを着た悪魔」。大分前に公開の映画だったが面白かった。恋人が普段映画館でバイトをしているので、バイト中に観客の反応を見て、その映画が面白そうかどうかアタリをつけられるのだそうだ。それは非常に役得ってやつですね。しかもタダ券だったし。
以下大いにネタばれだが、なんか途中まではストックホルム症候群ぽかった感じ。
常に相手とコンタクトを取れる状況にいなければならず、思考の自由を奪われた極限状態に追い込まれた中で、相手の思うととおりに動いてしまい、そこで無理難題を解決してしまうことに快感を覚えてしまうという悪循環。相手を振り回すことの出来ない(=振り回されやすい)真面目な人間、それでいて無理難題を解決できてしまうそこそこ優秀な人間が陥りがちなパターンでした。ただ、えてしてこういう理不尽系の方が仕事の上達は速い部分があるのも確かだよねぇ。だからといって、それがその理不尽さを正当化する理由には決してならないのだが。
あと感じたのは、お互いをリスペクトしていても、住む世界が違う人間は決して一緒には住めないてことかな。片方が相手の世界を想像することすら出来ないとアウトってことですね。
全体的にファッション業界の魅力を描きつつも、業界に対する悪意も見え隠れする作品でした。多分原作が、そして原作の作者がそうなのでしょう。勿論、私自身がご存知のとおりファッションに興味がないので、そういう部分ばかり見てしまったという感も否めないが。
夜はStone Burgでハンバーグと大きな有頭エビフライ、オムライス、それとビール。
至福であった。今日は恋人に全部金も出させたし、ルートもほとんど決めてもらったりして、気兼ねなく甘えさせてもらった。いつもそれだと問題だろうが、たまにはこういうのも良いね。ただ、つまりこれはホワイトデーはしくじれないということなのです。