2007年7月14日
結局ボウリングは筋力だという身も蓋も無い話
最近ボウリングが安定してきた。ボールのスピードも上がってきた。たまにしか練習行ってないのに。筋トレの成果が現れてきて、筋力がついてきたからでしょう。
タイミングだとかなんとか言いますけど、結局は筋力重要なんですよ。タイミングがずれたときのごまかしが効きやすいし、ボールの威力があると多少ポケット外れてもストライク引けるし。
「ボウリングは筋力じゃない、タイミングだ」と固く信じてきた自分が馬鹿らしくなりました。
これは、初めて紅玉を使ってジャムを作ったときや、料理用トマト使ってミートソース作ったときの衝撃に似ています。つまり、「料理は材料じゃない、腕だ」と信じていたのに、いや、やっぱ材料じゃん、みたいな(笑)
勿論、根本的に腕がないと、いくら材料が良くてもろくな料理が作れないように、ボウリングでもタイミングが重要なのは確かです。とは言え、腕が同じだったら、材料が良いほうが有利なのは当たり前です。それはボウリングも同じに決まっている。
しかし、「ボウリングはボールだ」とまではまだ思わないな~。ボールの違いを感じる程の域に達していないのでしょうね。ウレタンだったら何でも良いじゃん、というノリです。アジャストが「ポケットに行けばよい」というレベルで、ストライクを取るアジャストの域に達しておらず、まだボールの違いを意識できないのでしょう。そのあたりは考えなおす必要がありそうだが。
最近の筋トレのお供はもっぱら4kgのケトルベル。ケトルベルスゲー良いよ。4kgのダンベルと段違いだね。噂どおり満遍なく鍛えられる。マジオススメ。
それと四股。四股マジで侮れない。思いっきり腰を割って、片足に重心移動して、片足スクワットの要領でひざを伸ばしながら、もう片方の足をゆっくり上げて、ゆっくり下ろすと同時に腰を割る。以下エンドレス。続けてるといい感じで汗をかけます。しかも、普段の生活では横に脚を開くことってあまりないから、やってみるとほぐれる感じがして良い。つまり関節の稼動域を広げる効果もある。四股はきっとダイエットにも良いと思うぞ。
後は、走ること。ジョグにしろロードレーサーにしろ筋トレでついた筋肉を有酸素運動で研ぎ澄ましていく感じが私は好きです。デカイ筋肉なんて私は要らないんですよ。
「くだらぬ筋肉だ。機能性などどうでもよくただ大きく見せればよいという最もレベルの低い筋肉だ…」(By 鎬紅葉)
ノーム=デュークもモナチェリも、そしてカウチでさえ(笑)、定期的に10km前後走っているという話ですからね。カウチはロードでのトレーニングも取り入れているようです。
なんつーかさ、ボウリングマガジンもプロボーラーの普段の生活の中での食事や、投げる以外のフィジカルトレーニングのノウハウとかをもっと取り上げれば良いと思う。現状だと、ファン向けなのかプレイヤー向けなのか分からないし、どちらにしても中途半端。
ボウリングをスポーツとして日本で発展させていくことを考えると、もっとプレーヤー寄りの記事があって欲しい。そうじゃないと、プレーヤーが少ない地域にプレーヤーが生まれないでしょう。
ただ、実際問題マイボーラーは、「自分はスポーツをやっている」といっちょ前に思いたがるが、実際の心構えなんかはスポーツからは程遠いことも多いように感じるから、そういうスポーツスポーツした記事を必要としている人は少ないんだろうね。
日本でスポーツボウリングが普及しない理由は、一般の非ボウラーに理解が得られてないということの他に、多くのプレーヤーのスポーツに対する認識の甘さなど、プレーヤーの側にも原因があると思うのだが、こちらに関してはまたそのうち書きたい。
と、相変わらずとりとめもなく書き綴って終わる。