2007年9月 7日
試験に強い人の特長とか
最近情報処理試験などの資格を取っているし、学歴のこともあって、社内では、試験に強いことになっているらしいが(というか上司がバラすから…)、私は決して試験には強いわけではない。
中高大と環境柄、色々な頭の良い人を見てきたが、やっぱ試験に強い頭の良さってのがあるんですよ。
そういう人の特徴は以下。
- 自己を高いレベルで律することが出来る
- 試験のポイントを見抜く能力が高い
- 試験のためと割り切ってその範囲だけに集中できる
- 試験にコンディションをあわせられる
その人の中で試験というものをどれだけ重要視できるか、にもかかっているのかな。
それに引き換え私なんて、気分屋だし自堕落な人間だから、自分の好きなことしかやらない訳です。試験前なのに、全然違う勉強とかしたりしてるんですよ。
大学受験のときも数学と英語ばっか勉強してて、数学なんて、文系なのに3Cの範囲の問題集をやってましたからね。世界史の勉強始めたのが11月とかでした。それに、当時はサイキックフォース2012とゲーセンで会った当時の恋人に入れ込んでましたから、そっちのほうが優先順位が高かったりしました。その辺頭悪いよね。
そして結局A判定なのに東大落ちたのが私の試験弱さを物語っています。しかも得点源の数学で足元すくわれたからね。まあ、あの勉強量でよもや受かってたりしたら余計調子に乗ってたでしょうから、いい薬だったと思う、本当に。
てことでご存知のとおり慶應に行ったわけですが、在学当時、少なからず「慶應は大した事ない」といったような発言をしたことには今猛烈に反省しております。
確かに、受験に合格するのは簡単ですが(東大に比べたら)、それでも、あそこにいらっしゃった教員達がどれだけ偉大な方々だったかを大学卒業してから思い知りました。
特に、塾長の安西先生! 日本語訳を務めている「心の社会」や著書の「認識と学習」にしろ、その他色々なものを読んでいるとお名前が頻繁に出てくる訳です。日本の情報科学の分野で、周りに与えた影響がどれだけ大きい人だったかを、卒業してから知ったわけです。
そんな感じで卒業してから色々本を読んでいると、当時教わった教員によくぶち当たって恐れ入るわけです。当時如何に不勉強だったかというものですよ。いやー恥ずかしい。
でもやっぱ慶應の妙にお高く止まったところや、見栄っ張りなところは好きになれないんだけどね。とりあえず早慶戦を慶早戦と言うのは止めて欲しい。余裕がないみたいでみっともない。