2008年3月12日
営業として大事な事を肝に銘じてみる
営業としてありがちな苦悩は、自分の販売しているものに自信がもてない、と言うものだ。自分で自信がもてないものを売れるわけがない。そうかもしれない。
営業やっていると、自分の売っているものの問題点は丸見えだ。だが営業でしかない人間にはそれは解決できない。そうなると、商品が売れないのを開発者側の責任にしたりする。開発と営業が仲悪くなる。良くある話だ。
でもね、これって実はおかしな話なんだよ。「私がエビちゃんみたいに可愛かったら、もっとモテモテだったのに」「どうしてウチの親は私を可愛く産んでくれなかったのかしら」とか言っているのと同レベルなんだよね。
営業として大事なのは、そういう問題点を隠して偽装することではなく、ひっくるめてさらけ出す事なのだ。
こういう問題点があるけど、それはこういう形でカバーするとか、メリットのほうが大きいだとか、そういったことをきちんと説明した上で納得して買ってもらうほうが、顧客満足度は高くなる。
それがクリアできたら、次の段階では、相手の目線に合わせること。相手のニーズを読み、それが現状の機能でどの程度実現できるか、実現出来ない場合どのような対案があるか、そういったことをきっちり考えて提案することが大事なんだろうなぁ。
勿論、開発側にフィードバック返す事も大事。
「自分が満足出来ないものを自信を持って売れるはずがない」とか私も思っていた事があったけど、そんなのは結局、甘え、言い訳でしかないんじゃないか、とふと思ったのがきっかけでそんなことを考えた。
よく言ってるけど、人生ってのは、与えられた条件の中でいかにやりくりするかって言うゲームなんだからサ。営業も同じだ。
理想が手に入らない現状を嘆くばかりで、うだつの上がらない営業を続けているのは、グラビアアイドルでオナニーしてばかりいて、恋人とSEXしないのと同じだ。