2008年8月13日
キルドレはボウリングが上手い
てことで、スカイクロラ見た。ネタばれすると押井守が大好きな、「無限ループって怖くね?」っていうのを全編でやったお話でした。
しかし、すごく真っ当でした。わかりやすいし、伏線もきれいに回収するし、すごく万人向け。毒気が少なくすぎて押井守らしくなかった。物足りない。
「いつも通る道でも、景色は同じじゃない。それではいけないのか?」
って最後に主人公が連発するんだけど、そういう生のメッセージを台詞にしちゃだめだろうと思いました。
全体的な雰囲気はなかなかよかったんだけど。
キルドレ達はボウリングうますぎ。やることないから適当に入ったボウリング上で何故ディープインサイドからフックボールを投げ込んでストライクを出しますか? 考察は以下。
- キルドレの無限ループの中でどこかでボウリングをやりこんだ時代があった。もしくはボウリングなんてマイナーな遊技でさえ習熟できているほどキルドレはあらゆる面でプログラム(?)されている
- まったくメンテナンスされてなくて、オイルの入ってないレーンだからハウスボールでもあれだけ曲がった。つまり、それだけボウリング上が寂れているということを表現しようとした