2008年11月11日
とにかく良かったレッドクリフ
この私が映画をべた褒めします。それくらい良かった。嵌まり役揃いでゾクゾク来たよ。関羽、張飛、趙雲が敵をなぎ倒している姿には燃えました。猛将達のキャラ立てと言い、戦いと言い、とにかく三国志ファンをニヤリとさせる話をきっちり詰め込めてました。
長坂坡の戦いで趙雲が赤子(後の劉禅・泣)をくるくると巻いて、
「慢走」
曹操が蔡瑁の登用に関して
「用人不疑、疑人不用」
とか言う場面に「中国語って良いなぁ」とか震えてしまいました。単に中国語聞いて興奮しただけなのかも。中国語もああいう歴史モノの話し方だと聞きやすいしね。
もともとは地下鉄の広告で
「国も、愛も、奪う」
とかいう曹操のおかしなコピーを見てずっこけて、ネタとして見に行ったはずだったのだが。
周瑜と孔明が終生の友として、曹操が完全に悪の侵略者として描かれているのは、映画として話をまとめる上でそういう設定にするのは別に良いのではないかと思う。三国志ファンだけのものじゃないし、デフォルメしたとしてもきちんとキャラ立てするのは大事だよ。
でも愛はどうでもよい。小喬にスポット当てすぎ。
あと龐統マダー? 出ないんだったら非常に残念。キーマンの筈なんですが。あの時代では龐統が好きだなぁ。ちなみに三国志で一番好きなのは鄧艾。
実は三国志大好き。小学校高学年の時、教室に横山光輝三国志が41巻まで揃っているという夢のような環境だったのです。てことで私の小学校高学年は三国志一色になりました。42巻から60巻までは買ったね。
予告編で、怪人20面相の予告やってたんだけど、それもすげー楽しそうでした。私の小学校2年3年といえば少年探偵団なのです。てことでこれも是非見に行きたいとか思った。偶然にもこれの主人公も金城武。