2006年6月 3日
宮城鈴菜はすげぇ
もう、開き直って、すげぇ、すげぇ言っていこうかな、と。今回は、狭い狭い、ボウリング界ではホットな沖縄の女子高生、宮城鈴菜選手。
なにがすごいかって、この人、ボールにめちゃくちゃな回転をかけて、べらばーに曲げるのです。男子顔負けどころか、日本トップクラスのクランカー(曲げる人のことね)とすら言って良いかもね。現状、男子はそれなりに曲げる人も増えてきたのだが、女子であんだけ曲げるってのは本当に珍しくて、日本中に彼女だけ競技が違う感じ。今年から、ナショナルメンバー入りも果たしています。初めて見たのが去年のNHK杯で1投だけ放送されて、目が点になりました。はっきり言ってその年のNHK杯の一番の見所はその1投でしたね。
フォームを見るとねほんと、どこのロバートスミスかと。4年前くらいに、現ナショナルメンバーの遠藤誠選手と練習できる貴重な機会があったのだが、「沖縄にピンまで18回転以上してるものすごい女子中学生がいるんですよ」とか言っていたのだが、きっとその子が、この人なのだろうね。
小柄なのに、信じられないくらいの回転をかけるギャップと、女子ボウラーのなかでは明らかな異端ってのが、たまらないね。がんばってほしいものです。Pリーグっちゅうテレビ番組にも出るらしいから、要チェック。
他人はさておき、自分の最近のボウリングですけどね。大学卒業後しばらく投げていて、ようやっと方向性が見えてきた気がするよ。やっと、センターアベ180くらいのレベルになった感じなので。この辺がスポーツボウリングのスタートラインと言えると思う。
やっぱシンプルなボウリングがしたいね。無駄のないフォームで最低限の動きで、最大限の効果を得るといった感じ。そういったスタイルが、自分のミニマリズムに合っている気がするね。
ただ、絶対的に急速が遅い。もうちょっと速くしないと、遅いレーンで死ぬよ。並みの男子以上の筋力は有るはずだから、もっと急速があっても良いはずだとも思うのだがね。タイミングかなぁ。
とか思っていたが、原因のひとつがわかったよ。今日、軽くランニングをしてみて、自分のタイムにびっくり。10km走るのに、流したとはいえ50分以上かかってしまった。自分のイメージの中ではもっと速く走っているつもりなのに。大体1km4分半くらいのイメージで走っていたら、5分以上かかってびびったね。体が全然イメージどおりに動いていない。
つまり、助走がイメージより遅い。また、下半身がボールのスイングについていってないのだな。だからタイミングがばらばら。最近ボールをさばく位置がどうも体の前の方に行ってしまっていたのもそれが原因のようだ。もっと速く踏み込むことが出来たら、もっと懐近くでボールをさばき始めることが出来るし、リリースがスムーズになるだろうな。そうしたら、ピンヒットまで2.5秒を切ることが出来るでしょう。一番速かったころはそれくらいはあったのだが、そのときのイメージで投げるもんだからだめなんですね。今日実感したよ。
まったくね、体動かさないとな。ノームデュークも毎日走りこんでいるわけだし、アスリートの端くれなら、10kmくらいは最低限毎日走らないといけませんよね。さらに衝撃なのは、あの石田純一ですら毎日10km走っているというのだから。