2006年9月 4日
無事に子供を産みそうです。
来たぜ。ニューフレーム。7月頭に注文したので、ひと月以上待った。聞けば、私が注文した翌日に今年モデルが完売になったらしく、こいつは現行モデルの正真正銘最終ロットである。しかもブリジストンアンカーはカーボンモノコックモデルをやめてしまうらしいので、こいつは幻のモデルとなるやも知れぬ。来年以降は3ピースだってさ。3つのパーツを作ってから、あとでくっつけるのである。ほかの多くのメーカーがやっているのと変わらない、言ってしまえば月並みな手法なのである。
それに引き換え、こいつはモノコック(一体成型)らしい有機的な曲線が萠える。これ以上やると、やりすぎになってしまうが、こいつはその辺りのバランス感覚が秀逸である。ヨーロッパ辺りのモノコックモデルは、デザイン性だかなんだか知らないが、性能に関係あるとは思えないへんてこな形状のモデルが結構あるのである。色もレーシングブルーで正解であった。非常に映える。レーシングブラック(プロが乗っているカラーリングだ!)は今や流石に恐れ多くて乗れないしな。
てことで、注文していたパーツもすべて届き、自宅の部屋の手持ちのパーツと、今のロードについているパーツで1台組みつけてもらうことになる。今のロードも部屋に放置してあった古いパーツを組み付けなおして乗れる状態にはするつもりで、ついでにオーバーホールも頼んでおいた。ちょこちょこパーツを買い足して交換を繰り返してきたが、ついに丸1台分購入してしまったことになる。俗に「ロードが子供を産む」というヤツだ。自作パソコンの世界でもそういうことはあるらしい。
しかし、パソコンの自作にしても、自転車の組付けにしても、学生時代だったら絶対自分でやったんだけどね。特に自転車の組み付けなんて美味しいところは絶対自分でやりたかったのだが、今はもう工賃を払ってでも自転車屋任せなのである。とはいっても自転車がらみの作業を何かしてみたい気もするので、久しぶりにホイールでも組んでみようかとも考え中。