2006年9月11日
ばあさんは用済み
エバンゲが映画化らしい。4部作とかで、某ゼータなガンダムにインスパイア(w)されたのだろうか。某ゼータなガンダムではフォウとか言う熱狂的な人気を誇るキャラクターの声優が、映画化にあたって電撃的かつ不明瞭なキャスト変更になって大騒ぎになったようだが、この映画でも似たような位置に居る綾波レイの声優が同様に変更になったりしたらとんでもない騒ぎになるだろうな。それでいて、碇ユイが林原めぐみのままだったりしたらウケる。まさしく「ばあさんは用済み」を地で行くことになる(…林原さんすみません)。 と、しょうもないことを想像。
新作という扱いみたいだが、リベンジって感じもあるだろう。何せこの作品の企画当初のプロットを見ると、かなりまっとうなストーリー設定になっているのだ。22、23話辺りでは本来は宇宙やら月での戦闘が計画されており、最終26話では「大団円」と実際に企画書にそう書いてある。
それが結局最後のほうは、制作費や制作時間の関係で、風呂敷をたためなくなり、まともにストーリーを終了させられず、監督がわけの分からないうわごとを連発して自己弁護に走っている姿は非常に痛ましいものがあった。
10年越しの反省ってことで、まっとうに面白い作品を作って欲しいね。オネアミスの翼とか、トップをねらえ!とか、エヴァンゲリオンの最初の方の様に。評判がよろしかったら見に行くことにする。
この作品はみんな薄っぺらくて人形みたいで、ほとんど感情移入できないキャラばっかだったが、アスカが比較的好きだった。背伸びした天才になりきれない秀才といった設定が各キャラクタの中で一番人間ぽく、劇中では異彩を放っていたし、それでいて(それが故に?)製作者に愛されていない感が良かった。
リンクを辿って、ガイナックスの公式サイトに初めて行った。まるっきり知らなかったが、なんだかいろいろ愉快な話になっているのだね。トップをねらえ!2 とかその劇場版とか、エヴァンゲリオンの実写(!)とか。ファンからしたら今更な話なんでしょうけど。