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2007年5月18日

中国語を話すと人格が変わる

職場で、電話で中国語を話している時は人格が変わると言われました。人格が変わるかはともかくとして、ただ、口調が変わるのは間違いない。そもそも、中国語で電話をするときなんて、緊急を要する用件で中国の業者に電話をするときか、日本語も話せないのに「俺(私)は能力があるから今すぐ面接して雇ってくれ」とか突然電話をかけてくる勘違い中国人の対応をするときくらいなのである。即ち語気を強めざるを得ない状況なのだから。

相手が中国人だからはっきり言わないと伝わらないし、会話の主導権を握って、相手の返事を予測できるレベルに制限しておく必要がある。とか言うとかっこよく聞こえるが、要は自分の中国語力からすると、言いたいことをばーっと言って、相手からイエス、ノーを貰うというのが基本スタイルになってしまうと言うことだ。

ちなみに相手の言っていることが聞き取れなくなった時の返事の常套句としては

「分かった分かった(本当は分かっていない!・笑)。ところで○○は、やってくれるんだよね?」

と言った具合である。ゴリ押し気味に要求を通してしまうことに心苦しさを感じることもある。ただ、中国人の同僚に言わせれば「その程度は中国じゃ当たり前の要求だよ」といったものらしいのだが。なので、やってくれたことに関しては、多少大げさでもお礼をしっかり言うことが大切だと思う。

そういえば、私は自転車(特にロード)に乗ると人格が変わりますね。高揚感がスゲェ。

中国語を細々と勉強中。最近面白く(?)思ったのが、同じ言語学習でありながら中国語と英語だと学ぼうとする人の傾向が、多くの場合180度違うと言うこと。英語はおしゃれでカッコよく、中国語はダサい。そういう感覚を多かれ少なかれ持っている人が、まだまだ少なからず存在するからね。N○VAにお金を捨てる馬鹿なOLさんとかね。

今の職場には、中国語と英語と日本語を含めて何ヶ国語も話せる人が何人かいる。そういう人は、そういった変な感覚を超越して、純粋に語学やコミュニケーションが好きである。見習う点は多い。

投稿者 Songmu : 2007年5月18日 23:43