2008年8月26日
小説読書の作法
「ウロボロスの純正音律」は流し込むように斜め読みしてしまった。小説の読み方じゃない。技術書読んでる悪い癖がついていて使い分けも出来ていない。
正直、あのケレン味が過ぎる文体にはちょっとついていけなかった。なんでかなぁ。あれだよ。昔読めた少女漫画が今恥ずかしくて読めない感じに似ているかも。
それにウロボロスシリーズって同人誌ノリだよなぁ。竹本健治はデビュー作の「匣の中の失楽」が神作品*(ただし途中まで)だから、どうしても期待しちゃうんだけど。高校時代、京極夏彦と並んでトップクラスに衝撃を受けた小説の一つである事は間違いないし。
てことでもうちょっと小説を続けて読んでみようと思います。情報を追いかけて速く読みたがる誘惑を抑えながらじっくりと読む。これが正しい作法。
次は「前巷説百物語」の予定。
今週はずっと雨みたいだからおとなしくして読書してます。こういう時こそボウリングなんですがここのところ行ってません。もはや趣味としてはチェスと同レベル状態かも。
そういや先日チェス盤買った。恋人にチェスのルール教えた。