2008年9月22日
現代女性の「痩せたい」は「私満たされてないわ」と言う意味
前のエントリで、ダイエットの目的がもともと「腹をへこませるため」だったのが、「とにかく痩せる事」にすりかわっていると言うことを少し書いた。
もともとトラックバック打った記事に対する、他のトラックバック読んでると、結構ダイエットネタがあるようなので、便乗してもう少し書いてみる。
何故女性が痩せたがるかと言うと、メディアとか脂肪嫌悪とか確かにそういう背景があると思います。
そしてダイエットって誰にでも出来る(気がする)んだよね。可愛い顔にすげ替えることは出来ないけどさ。女性にとって一番簡単に出来そうな「努力」なんですよ。
そんなこともあって、ダイエットすれば幸せになれるかもしれないっていう幻想がある。たとえ痩せても幸せを感じられないのであれば「まだダイエットが足りないんだ」と思う。そういうロジックが奥底で働いている気がします。
だから、現代女性の「痩せたい」は「私満たされてないわ」と言う意味に近いものがあるんじゃないでしょうか。実際周りの女性に重ね合わせてもそういう傾向があるように感じます。
また、女性が何故ダイエットに走るのか分からないとはよく言われます。でも男も筋トレしたがるよね。運動していない男性でも「3日くらい腕立てやってみた」、みたいな経験は誰しもお持ちでしょう。
ただ、男性の場合、そういう筋トレネタを周りの人と話す事はあまりしません。しかし、女性はソーシャルな生き物なので、一種の共感の材料としてダイエットネタを話す事は多いんじゃないでしょうか。だから、女性のダイエットはよく取り上げられるし、更には競争化してしまう部分もあるのでしょう。