おそらくはそれさえも平凡な日々

自分を大した事ないエンジニアだと言うことについて

個人の自省の日記です。

僕は度々「自分なんてエンジニアとして大したことない」って言うし、実際そう思ってる。とは言え感じ悪いから言わないほうがいいよなーとか思うこともある。はてなのエンジニアが大したことないと思われても困る。はてなのエンジニア達は本当にすごい。僕は立場上チーフエンジニアなだけで僕よりエンジニアとして実力が高い人はゴロゴロいる。でもそういう物言いをしてしまうことがある。なぜか。

そもそもすごくない

そりゃ僕もWebエンジニアの中では割合的には上位の優秀な部類には入るんだろうけど、周りの超人たちと比べると凡人の域を出ていないと常々痛感する。

ベースがしっかりしている人に比べると、小手先技術だけで生きてる感が強い。あとプレゼンスに比べると実力が伴ってない。実力より運が良かったと思うことが多い。

本当にすごい人と同列に扱われるのは困る

程度の差はつけられたとしても「すごい人」のくくりに入れられるのは困る。すごい人は本当にすごいし、めちゃくちゃ尊敬している。そういう人たちと僕が同列に扱われるのは、その人達の価値を毀損している感じがして困る。神様と人間は別枠で扱って欲しい。

僕もそういう人たちに近い位置に行けるように精進してはいるつもり。

自分をすごいと勘違いしそうになってしまうのが嫌

僕自身のポリシーとして、「自分を大きく見せたくない」ってのがある。自分を必要以上に偉く大きく見せたがる人はカッコ悪いしそうなりたくないと思っている。

だから、周りから「すごい」って言われて勘違いしたくない。

僕は自分を特別だと勘違いした瞬間に成長が止まって人生が終わると思ってて「お前は大したことないんだぞ」って自分に言い聞かせながら生きてる。これは実際自分を特別な人間だと勘違いしたり、しかけた時に何度か落とし穴にハマってきた人生経験があってそういう人生観になってるんだと思う。

特別か優秀かどうかとかは、その土地や時代における恣意的なパラダイムに基づいて決まる以上、どこでパラダイムシフトが起こって大逆転が起こるかわからない。なにせ肌の色で人間の優劣が決まると思われていた(思われている!?)くらいには人類は愚かであり、価値観は場当たり的に決まる。

平凡でありたい。(話が大分ブレた)

created at
last modified at

2015-11-22T17:38:22+0900

comments powered by Disqus