2008年10月29日
内定までの流れとか
今年始めくらいから転職は考えてたんですよ。Web業界で働きたいなぁと。1000speakersで話に行ったのも、その辺の試金石にしようとした部分もあります。
1000speakersでは結構良い評価をもらえたので、意気揚々と転職に乗り出したわけです。まあ、そんなに甘くなかったけど。7月末から友人に紹介してもらったリクルーターつけて本格的に転職活動に入りました。
もともと、現職の社内規定で辞める3ヶ月前には伝えなくてはいけないという縛り(法的には無根拠らしいんだけど)があって、それには則ろうとは決めていました。実際問題私の場合3ヶ月でも引継ぎには短いくらいなので。
12月に大きな仕事があるので、それを最後の仕事にしようと決めた。逆算して9月末に内定貰って、そこから退職交渉という算段でした。しかし結局9月末時点では内定が取れずじまい。それでも覚悟を決めて、年末で辞める旨を職場に伝えました。
そうしたら、面接とかで「現職には今年いっぱいで辞める旨は伝えてあります」みたいなことを言い出したのが良かったのか、選考が順調に進み始め、10月半ばに立て続けに内定をいただいた。
貰った内定はどこも最新先鋭のWEBサービスの会社という感じではないんだけど、古くからある一部上場企業もしくは系列のソフトウェアハウス。そういう落ち着いた雰囲気の企業には評価をいただけた感じ。面接官が年配の人の方が通過率高かったかな。
やっぱ、先鋭のベンチャー的なWEBサービス会社は、技術に対してシビア。とにかく即戦力を採用みたいな感じでした。
実際、なかなか内定が取れなかった理由として
- 純粋に技術力不足(大規模開発経験とか負荷分散とかやった経験無し)
- 28歳はもう若くない(プロジェクトリーダーに近い経験が既に求められる)
- 入社可能日がかなり先(今の仕事量で現職を辞められるのか怪しまれた)
てなところがネックになってたと思う。
このままだと第一線で働いているエンジニアにどんどん差を付けられるだけだなと感じて、今回転職しておかないと本当にヤバイと活動途中から思った。そして、28歳はもうそんなに若くないんだってのは衝撃でした。
面接では、ことあるごとに「リーダーシップ」「キャリアプラン」みたいな言葉が出てきて、その辺りはもう少し考えた方が良いのかなぁとか思った。
2年ほど前、俳優の片岡五郎さんに目をかけていただいていたことがあり、
「君みたいな人間はこれからはリーダーシップを発揮する事を考えた方が良いよ」
とか言われた事がある。そのときは「そんなもんかなぁ」位にしか考えなかったけど、今は少し分かる。
年功序列にしろ給与が上がっていくのであれば、やっぱ会社の立場からすれば指導的な立場に立つ事が求められてくるんでしょうね。
ただ、社内に長くいて経験をつんでいけば否が応でも指導的な立場にならざるを得ないだろうし、そうなったらしっかりやれば良いんじゃないかなぁとか思う。
最初からリーダーシップとかを考えるんじゃなくて、そういった立場に立つ必要が出てきたら、そこはしっかりとこなす。そういったスタンスで良いんじゃないかと思う。私は今の職場でもそんな感じでそこそこやってこられたと思う。
キャリアプランにしても同じ。そのときそのときで最適と思える選択をするだけだよ。将来どうなるかなんて全然分からないし。
別にバリバリ稼ごうとか思わないし、責任持って目の前の仕事をやっていければ良いと思います。というスタンスはあまり変わってないか。