« 低レベルだけど高レベル Shibuya.pm#11 | メイン | 美味しいソースの作り方 »

2009年4月23日

レッドクリフ Part2は80点

面白かったけどPart1の方が良かった(Part1への感想)。Part1は壮大な予告編て感じだったのかもしれない。予告編で盛り上げておいて、本編を見ると「まあまあ面白かったけど、期待していたほどではなかった」という、なんか良くある展開に近いかも。

Part1では各武将が滅茶苦茶な強さを発揮するというファンには非常に嬉しいシーンがあったんだけど、Part2ではそういうシーンがあまりなかったんだよね。Part1はコミカルさもある展開だったけど、Part2になって急に重くなったし。人死にすぎだし。そしてやっぱ龐統が出てこないのが超残念。

中村獅童は中国語がんばったなぁ。台詞が少ない事もあったけど、驚く事に吹き替え無しです。あれは通じるレベル。日本人がしゃべる中国語って感じにはなってるけど、それが海賊の訛りっぽくなっていたのでちょうど良かったんじゃないでしょうか。

「没问题!」って台詞が多かったけど、なんかその言い方が一緒に北京、上海と留学してた後輩にそっくりで笑ってしまいました。その後輩は中国語は全然上手くならなかったけど、分からなくなったら大声で「没问题」といって誤魔化すところが面白くて、中国の人たちにも愛されておりました。

金城武は吹き替えなんだってね。そうなんだ、残念。映画全体として、「時代劇風で綺麗な北方の中国語」にも拘っていた感があるもんな。トニーレオンも一部吹き替えになっているって話だし。

林志玲の中国語はがんばって矯正した感じでした。綺麗ではあったけど。例えばチャン ツィイーの中国語なんかも綺麗だけど、明らかに矯正されましたって感じがある。中国語(普通話)って綺麗に話しすぎると逆に作られた感がしてしまう。やっぱ人工言語だからかな。そこに北方訛りみたいなものを上手く仕込めるとらしくなってくるんだけどね。

投稿者 Songmu : 2009年4月23日 18:07