本を売ったのと電脳書房さんとバーコードリーダーのすすめ
技術書と一部ビジネス書を75冊ほど電脳書房さんに売り、それ以外の本を50冊ほどbookoffに売った。電脳書房さんは書籍一覧のCSVを送って事前見積してもらうと色々スムーズだし、事前見積だと高く買い取ってもらえるので良い。
電脳書房さんは技術書を結構いい値段で買い取ってくれる上、売られた本もきっと必要としてくれる人が次に買ってくれるであろうというのが良い。
Bookoffは最近見積もりとか話題になっており、そこまで高値で買い取ってくれないというのはあるが、別にそこまで買い叩かれるわけではないし、一度会員になるとお手軽に買い取り集荷を申し込めるし、過去の買取実績がマイページから見られるのとかも地味に嬉しい感じがしている。つまりサービスにロックインされている。
見積もり用のCSV作成で活躍したのが
- USB接続のバーコードリーダー
- Google Books API
の2つ。バーコードリーダーはこんなやつ。
バーコードリーダーはキーボードとして認識される。Macbook airでも自動で認識してくれた。書籍に付いている片方のバーコードはISBNなので非常に簡単にISBN一覧を作ることができる。
バーコードリーダーは、その昔ハンディ端末の組み込み開発をしていた時代に自腹で購入したものである。テストバーコードの確認のために使いたかったのと、蔵書管理のためのに使えるなーとか思って買った。結局蔵書管理には使ってないが、本を売るときには度々駆り出されている。
今回本を売るにあたっては、iPhoneのカメラを使ったバーコードリーダーアプリも使ってみたりしたが、認識精度がイマイチで、結局専用ハード最強という結論に至った。
で、ISBNからは、タイトル情報や作者情報を取得したいとなった時に便利だったのが、Google Books APIだった。Amazonが今だと結構めんどくさいので、Google Books APIが一番お手軽だった。
https://www.googleapis.com/books/v1/volumes?q=isbn:$isbn
の様なURLにGETリクエストを送れば、本の情報がJSONで返ってくる。日本語の情報が怪しいものはあったが、古い本を含めすべてのISBNから書籍情報を得ることができた。
さっきも言ったように、バーコードリーダーはキーボード扱いであり、バーコードを読み込むと一行入力を返す形になるので、標準入力を待ち受けるプログラムを書いて、そこでAPIアクセスをして、CSVを作るなどした。具体的には以下の様なコードである。
それで作成されたCSVを電脳書房さんに送ったら、その日のうちに仮見積と集荷の手配までして下さった。非常にスムースでよかった。
本を売るというのはなかなか寂しいものがあるので、次の持ち主のもとでも大事にしてもらって欲しい。
思い切って多めに売ったら、本棚にほぼ本が入りきる感じになった。また、本を整理していたら読んでないまま押し入れの奥にあった本などを発掘したり、読んだつもりだった本が読んでなかったことが判明したりして、にわかに読書熱が再燃している。
ということでバーコードリーダーおすすめ。数千円で買えるので買うといいと思う。