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2007年3月24日

初の野球観戦

恋人を巻き込んで、グッドウィルドームとかいうみょうちくりんな名前になったところまで出かけた。

テレビじゃ良く見るのだが、実際に球場に足を運ぶのは初めてでした。怪我からの復活をかける岩隈見たさに西武 VS 楽天の開幕戦のチケットを取った。開幕投手は鉄板だったので事前に安心してチケットを購入できた。とはいえ、ちゃんと開幕投手を務めてくれて良かったよ。

西武 VS 楽天と言う適度なマイナーカードで、しかも西武本拠のグッドウィルドームの3塁側内野指定席(一応楽天側だし)という混んでなさそうな席にしたのだが、予想通り適度に空いていて快適でした。

楽天は岩隈で、西武は当然西口。西口も好きなので大満足です。好投手同士の投げ合いを間近で見られたので楽しかった。

西口もコントロール良く、要所を良く締めるピッチングで非常に小気味が良かった。

岩隈はストレートは150km出てたし、切れも良く調子は決して悪くなかった。ちょっと球の抑えが効かず、上ずる傾向はあったけど。負けてはしまったけど、3回までの好投は溜飲を下げるには十分でした。

先制はリーファーの2ランだったが、この日の岩隈は和田にやられたと言っても過言ではなかったね。2回、それまで非の打ち所ないピッチングだった岩隈だが、和田を警戒したのか、ノースリーまで行ってしまい、ツースリーまでは持っていったのだが、そこから投げた内角高めの速球を見事にレフト前にはじき返されたわけです。そこでは後続を難なく断って事なきを得たのだが、ここが4回の失点の伏線になっていたと思う。

結局4回は和田を警戒する余り、2アウトからフォアボールを出してしまい、そこから傷口を広げ、リーファーに2ラン、その後のG・G佐藤にも連続ホームランですよ。

それでも5回は無失点に抑え、その後の楽天の攻撃で草野、磯部のホームランで1点差に詰め寄り、さあこれからだと思っていたら、和田にホームランを喰らう訳です。ソロではありましたが、これが試合の流れを決定付ける一撃になったとおもう。とにかく和田にやられました。

岩隈はブランクの影響があり、やはりまだ試合勘などが戻りきってはいない印象。調子は悪くないものの、打たれてはいけないところで不用意な一球を投げてしまい打たれると言うパターンでした。それでも、ピッチングの切れは復活を印象付けてくれる内容で、これだったら今期の活躍は期待できそうです。非常に楽しみです。

岩隈、西口両ピッチャーのエースの名に恥じないピッチングや、礒部、和田など両主軸のホームランなど見所ある試合でした。他にも、西武の「おかわり」中村選手がライト戦の当たりを、快速を飛ばして2塁を陥れる場面も印象的でした。聞いてはいたが、体型に似合わず足が速いという彼の特徴を目にすることが出来たので良かったです。

恋人も野球に不慣れながら、3塁コーチのことなどいろいろ質問してくれて、野球を理解しようと努めてくれたのでありがたかった。野球観戦でデートするのもなかなか悪くないね。それはちゃんとそれを楽しんでくれる相手あってのものではあるが。

この日の夜は大学のボウリングクラブの追いコンがあったらしい。私が4年のときの1年の代で、ボウリングクラブを存続させてくれた代と言っても過言ではないので追いコンにも参加したかったが、そんなこともあり見送った。私が神戸出張の間にいくつか大学時代のサークルの追いコン、OB・OG会迎えコンもあったらしい。確かに考えてみたらそういう時期でした。

23:49

2007年3月23日

神戸出張

一週間神戸出張でした。律儀にサイト更新が止まってました。三宮は良かったです。おしゃれで、キレイで、整理されていて。あれだけデパートが駅南のフラワーロード周辺に立ち並んでいるのに、フラワーロードが広いおかげで見渡しが良く、ゴミゴミしている感じがしないのが東京の街と比べて良かったね。駅の北側が歓楽街と言ったように住み分けが出来ているのも分かりやすかった。

出張前に準備をしっかりやった甲斐があり、全体的にスムーズに事は運んだが、やはり拠点の立ち上げともなると大変なもんで、あわただしくて、思ったよりと言うか全然のんびり出来ませんでした。最近忙しかったからちょっとはのんびりしてやろうと思っていたのだが…。

それでも21日は休みをとり、事前に調べておいたこうべ市民福祉交流センターのプールに行った。そしたらプール洗浄期間中とかでお休みでした。祝日がある一週間にそんな休みを取るなんて信じられません! ホテルのすぐ近くだったのでうってつけと思い水着まで準備して望んだのに台無しです。

ものすごくショックを受け、近くのマンガ喫茶に転がり込んで「ドラゴン桜」の13巻~17巻まで一気読みしたのだが、気を取り直してマン喫内のパソコンで近くのプールの場所を調べた。

すると、ポートアイランドの市民広場駅近くのスポーツセンターにプールがあることが判明。三宮駅からポートライナーに乗って15分ほどだったので、行ってみることに。

そこがかなり素晴らしい寂れ具合で、客が6組しか入っていませんでした。25mプールが6コースだったので、実質1コース貸切状態。いやー行って良かったです。1時間半休憩無しで心置きなくガンガン泳ぎました。料金は時間無制限で600円でした。帰りは港異人館をスルーし神戸大橋を渡り、ポートアイランドから三宮まで歩いて戻りました。ほんのちょっと神戸観光。

その他神戸で印象に残ったことは以下。

  • 近くの弁当屋が夕方になると弁当を200円(!)で叩き売りしていた
  • ケーニヒスクローネとビゴの店のパンが美味しかった
  • 新神戸駅は完全に単なる新幹線駅でろくな店も無く、帰りに新幹線を待っているときに退屈した

23:13

2007年3月18日

Portable SleipnirからPortable Firefoxへの移行

明日から神戸出張です。一週間まるまる神戸である。今回は割と根回しがしっかり出来たので、向こうではそこまで苦労せずに済めばよいなぁと甘い期待。21日の祝日をぶつけられてしまったので、そこはしっかり休みます。幸いホテルの近くにプールを見付けたので、そこで泳ぐ予定。出張に水着を持っていくこの不真面目さ。

出張時は私用のパソコンは持っていかないが、USBメモリに個人データやアプリケーションを突っ込んで持っていくことにしている。

で、例によってUSBメモリにはPortable Sleipnirが入っていたのだが、これにPortable Firfoxを入れてみることにした。

とはいってもそんな対したことではない。インストールにあたっては以下のサイトを参照した。非常に役に立った、感謝。

Portable Firefox 2.0 系の日本語化

さて、個人設定をどうやって移し変えたらよいものかと調べてみたが、情報が古かったりして、詳しく書いてあるサイトがあまり無かった。一応Firefoxの設定ファイルが、Windows XPの場合、

%AppData%\Mozilla\Firefox\Profiles\hogehoge.default\

というフォルダ以下に格納されていることは分かった。ここの内容をごっそりPortable FirefoxがインストールされているファルダのDataフォルダ以下のDefaultフォルダ内に強引に突っ込んだら、立ち上がりにかなり時間(30秒前後!)を要したものの正常に起動した。アドオンも問題なく動くようだ。とりあえずこれで使ってみることにする。

22:56

2007年3月14日

楽しいホワイトデー(の準備)

スタバマシュマロクッキー
理想
自作クッキー
現実

スタバにマシュマロ入りのクッキーが売っている。マシュマロは焦げておらず、白いままだ。常々どうやって作っているのか不思議だった。おそらく凍らせたマシュマロを焼いている途中で埋め込んだりしているのんだろうなと想像していた。

てことで、せっかくなのでホワイトデーに作ってみようと思い立った。ホワイトデーってクッキー上げるのかマシュマロあげるのか、キャンディーあげるのか良く分からないじゃないですか。クッキーにマシュマロ混ぜれば一石二鳥な感じ。ついでに、キャンディーチップも混ぜて一石三鳥を狙ったが、入手できなかったので、クリスタルシュガーで代用。

マシュマロは作成しようとも思ったが、以前作ったこともあるしいいやと思い、手を抜いて既製品を買ってきてしまった。ロッキーマウンテンのプチマシュマロ。

家にあった粉糖が見事に塊になっており、ミルサーも見当たらなかったので、ミキサーで粉砕した(笑) ちゃんと細かくなった。

何回か焼き、試行錯誤の上、定まったレシピは以下のとおり。

材料(約15枚分)

  • バター 120g
  • 粉糖 60g
  • 卵黄 1個
  • 小麦粉 150g
  • ベーキングパウダー 小匙1/3
  • マシュマロ 適量
  • クリスタルシュガー 適量

手順

  1. バターを様子を見ながら電子レンジにかける。10秒づつ、大体3回前後。
  2. バターをホイッパーでかき混ぜる。マヨネーズ状になればOK。
  3. ふるった粉糖を混ぜ入れる。
  4. 卵黄を混ぜ入れる。
  5. ヘラに持ち替え、ふるった粉類を何回かに分けて加えて混ぜる。捏ねすぎて粘りを出さないないように気をつける。
  6. クリスタルシュガーを混ぜ込んで、生地は完成
  7. 生地を冷蔵庫で30分~1時間ほど寝かす
  8. 適当な大きさに生地を取り、手で手早く整形する。直径5,6cmで厚さは1cmくらい。真ん中に凍らせておいたマシュマロを2、3個包み込む。
  9. 天板に並べ、190度のオーブンで12分焼く。
  10. 完成。

大体こんな感じ。マシュマロを焦がさないために、高温、短時間で焼く作戦である。しかし作戦むなしく、やはり少しカラメル状にはなってしまった。それはそれで美味しかったのだが、やはりスタバのクッキーはどうやっているのかが疑問が残ってしまった。もっとガチガチに凍らせて、焼成途中で埋め込めば実現できるのだろうか。

ホワイトデー当日は、しながわ水族館行って、ボウリング行って、居酒屋で食事して、みたいな普通のデート。しながわ水族館は失敗連続のイルカショーをはじめ結構へぼかったが、それが逆にほほえましかった。ちなみにシャークホールはいろいろな鮫が見れてかなり良かった。鮫はかっこ良い。シュッとしたシルエットがスマートかつ凛々しくて、強そうである。おおむね恋人も同意見だった。あと、ペンギンが恍惚のディスプレイを見せてくれた。

23:29

2007年3月13日

まだまだ日本酒はいける

そういや、日曜日に大学サイクリング部の同期と飲みました。5時間位話しながらだらだらと日本酒を6合飲んだ。スゲー至福でした。考えてみたら、博多日帰り出張の前日にかなり無謀なことをしたものだ。二日酔いにならなくて良かったよ。

聞いた話だと、株式会社シマノの寮は風呂が共同らしいです。いやーそれはかなり危機感を煽られるのでしょうね。シマノは社員の3割が自転車通勤であり、バリバリのホビーレーサーも多数いるという会社である。真っ黒けに日焼けして、バキバキに腹筋割れている、むしろ筋肉の筋まで見えてしまっているような人と一緒に風呂に入るわけです。それはそれで鍛えようって気になるだろうから悪くないかもね。

この飲みの話からしても、最近食いすぎ。先週も社内の飲み(珍しい)で、余った寿司をたらふく食ってしまったし。減量に関しても現在リバウンド期なので、慎重に体重を維持しなくてはいけないところです。

02:27

2007年3月12日

女性の発言が痛い所を突く理由

博多日帰り出張でした。機材のセッティングをして、向こうのスタッフに業務アプリケーションの説明をして、あっという間に時間は過ぎ去った。屋台の博多ラーメンはおろか、食事をする暇もなかった。帰りに空港でやっとラーメンにありつけた。

今回説明した相手は女性5人であり、しかもちょっと偉い人なんかも含まれていたので少しやりづらい部分があった。

案の定、ずけずけと質問の嵐であり「どうしてここはこうなっていないんですか?」とか「どうしてこういうことはできないんですか?」とまぁ、こんな具合。どうしてもへったくれもないのだが、もうタジタジである。不便なことを素直に不便と言い切れてしまう女性の強さを見た。結局、人の上に立っているような女性は大概そのあたりに容赦が無いし、それが武器なのだ。

男性の場合はそうはいかないわけですよ。多くの男には仕事においては論理的におかしいことは言いたくない面がある。不便であっても、「ここはこういうロジックになっているから、この機能とこの機能は両立出来ないんですよ」とか説明するとしぶしぶ納得してしまう。何とか両立できないものかと一緒に考え出したりもしちゃう訳だ。

極端な話、「車が空を飛べたら便利なのになんで飛べないのかしら」と、男はそんなことは口が裂けても言えないわけだが、女は言ってしまえるかもしれないという話です。

だから、直観的に不便なものは不便、ダメなものはダメと言い切れてしまうところ、男性には言えないことを平気で言えてしまう所、その辺りが女性の発言が痛い所を突く理由なのかなと。

23:08

2007年3月 5日

モテたいという感覚は余りにも他力本願過ぎる

書きたいことはタイトルのとおり。前のエントリにも絡むのだが、最近世の中に蔓延している「モテ」とか、「愛され」とかそんなワードを見るたびにゲンナリする。自己確立が不安定な10代の一時期ならいざ知らず。

他人から好かれないと、特別な目で見てもらえないと自己肯定できないのであれば、余りにも貧弱な自己としか言いようがない。自分で自分を好きじゃないのなら、他人が自分を本当に好きになってもらえるはずが無い。自分で自分を好きになれないから、他人に好きになってもらおうなんてあまりにもムシが良すぎるのです。

他力本願では状況はまず動かないので、自分に出来ることがあるとしたら、自分から何かを好きになることしかありません。その何かは、打ち込める事かもしれないし、そのものズバリ好きな人ということになるかもしれません。好きなものに没頭し、その過程で自分をしっかり磨いていければ良いのではないかと思う。

その過程で成長し、自分に自信もついてくれば良い傾向。そうすれば、必要な人は自然と寄ってくるようになります。

「寄ってくるようになる」という言い方も他力本願ぽいので言い直すと、自分を磨いておけば、自分にとって必要だと思われる人が現れたとき、その人に自分から寄って行ったときに、きちんと応えてもらえる確率はかなり高くなるはずですということです。

02:26

もっと自分の感覚に自信を持てばよいのに

はてなダイアリーで注目の記事になったらあっという間にはてな経由のアクセスを稼いでしまってビックリ、とか言う話を大学時代の後輩のmixiの日記で読んだ。それに私も釣られてしまって、そのエントリーを探してしまった。

私も残念ながら現役オタクではないので、分かる話題は少なかったが、「好きなことを好きっていいながらつきすすむ」という言葉が気になった。

「好きだから好き」って言うのは、私にとっても凄く大きな原動力である。シンプルだし、みんなそうすりゃ良いのにとか思ってしまう。ただ、世の中にはそうは思わない人も多いようで、好きなものを本当に好きなのかと疑問を持ってしまう傾向の人が結構いるように感じる。

それは、多くの場合何かを好きになったとして、それに熱中して自分のリソースを注ぎ込んだ挙句に報われないというリスクを恐れてしまっている結果なのだと思う。報いを求めている時点で、本当に好きだとは言い切れないのだが。結局何かを好きになる覚悟が出来ていない。何かが好きな自分に自信が持てないのでしょう。

恋愛で良くあるが、「好きかどうか分からない」とか言っているのはあまりにも情けない。恋愛なんて特に清濁併せ呑む覚悟をする必要があると思うのだが、それができるかどうか自分に自信が持てていないのです。そんなんだったら、さっさと分かれて自分を磨く努力をすれば、と思ってしまう。

好きと決めたら問答無用で突き進めばよいのに。うじうじ躊躇している暇があったら、好きだと決めつけること、好きだと決めたことに自信を持つこと、それに責任を持つこと。そこまでしないと面白くない。前にも書いたが、デブるの気にしてちゃ、ステーキ食えないし、酒も楽しく飲めないわけですよ。

そもそも、好きだなんて気持ちには必然性は全くないのである。例えばバイオリンがなんであの形になったのかと問われれば、「あの形になったから」としか答えようがないのだから。なので、何で好きかと考えてしまって不安になる気持ちも分からないでもないが、いちいち考え込んでも仕方がないのである。

私は今の恋人とはいろいろな偶然が重なって出逢うことが出来たので、出逢うことが出来なかったらと思うとゾッとする。一緒にいてめちゃくちゃしっくりくるし、唯一無二の運命的な出会いとも本気で錯覚してしまう。ただ一方で、タイミングが悪くて今の恋人と出逢えなかったとしても、また別の好きな人を見つけているのだろうな、とも考える理性的な自分もいるのです。それでも、なかなか見つからないだろうとは思う。だからどっちにしても今の恋人は貴重なのですけど。話が分かりにくくなったが、必然的とすら感じてしまうけど、実際は全然必然的ではないということが言いたいのです。

勿論自分が好きになるものには一定の法則があるのだろうし、それに対する分析はある程度可能である。そこから、自分の傾向をつかんでおくことは悪くない。ただ、分析することは可能でも、そこから帰納的に「好きになれるもの」導き出すことは難しい。

つまり、バイオリンのあの形がなぜ素晴らしい音を奏でるのか、という分析は可能でも、その分析結果から全く新しい楽器を作り出すことはまず無理だということだ。同様に良い音楽の傾向を分析することは可能だが、そこから帰納的に新たに素晴らしい楽曲を生み出すことは不可能である。

なので、「○○だから好き」だと考えようとするのは根本的に不毛である。「好きだから好き」としか言いようがないのである。逆に、「好きだから○○」という風に、好きなことを言い訳に使ってしまうのもよろしくないと思う。それは概ね、好きなものに見返りを求めている場合に使用されることが大半だからである。

結論を書くと、

  • 「○○だから好き」は不毛
  • 「好きだから○○」は疑わしい
  • 「好きだから好き」が正解

そういうことです。その感覚をもっと信じてやれば良いと思う。

やっと話をオタクにつなげられるが、オタクってのは「好きなことを好き」と言い切れてしまう人種であると思う。言い切りすぎてしまうことが、一般社会では異質な存在になってしまう理由の一つであるように感じる。そして、「好きだから好き」であることに理由なんてないということが分かってしまっているから、共感を得られない他人への説明を怠ってしまうので余計たちが悪いのでしょう。

ですので「好きだから好き」という言葉を隠れ蓑に使ってしまうと閉鎖的になってしまうので注意したほうが良いということも付け加えておきます。

02:23