おそらくはそれさえも平凡な日々

YAPC::Hokkaido 2016 SAPPORO 行ってきた

妻の出産予定などもあり、参加しようか迷っていたのだけど、スポンサーセッションで話すことになったので、参加してきた。

規模が200人規模だったこともあるのか、結果的にPerl Monger同士の交流的な側面にフォーカスされ、以前のYAPC的な感じもあって楽しかった。

トークの裏でラウンジでtokuhiromがPerlモジュールのメンテナンス始めたりして、つられて僕もコードを書き出したり、懇親会でkazuhoさんにモジュールのメンテナンス権をもらったりなどしたのは、個人的に少し前のYAPCっぽい体験だな、とか思ったりしました。

(個人的には、YAPC::Asia Tokyo 2012でPlack::Middleware::Auth::OAuthのメンテナンス権をhidekさんからもらったのがYAPC原体験の一つだったりします)

あと、懇親会で、techno_nekoさんとお話ができて、Rijiのマイナーな便利機能について質問いただけたりしたのも嬉しかったです。

今回のトークで印象に残ったのは、kazeburoさんとmiyagawaさんのトーク。

kazeburoさん「Perl書いてるとkazuhoさんのコードが読める」っていうのは本当にメリットだよなーと激しく同意でした。もちろん、kazeburoさんのコーソが読めるのも大いなるメリットなわけですが。Perl5がシステムプログラミングに非常に向いている言語だとも改めて感じた。

miyagawaさんのトークはさすがだった。Fastlyはエンジニア向けのSaaSということで、世の中の様々なサービスを下支えする立場で品質を担保しながらデリバリーを早めるかと言う課題について、泥臭い仕事も絡めながらも、どう確実に改善しているかについて話していて面白かった。その姿勢は同じようにエンジニア向けSaaSを開発している身として非常に参考になった。

「CDN作るのって面白いのかな? そう考えていた時期が僕にもありました」ってmiyagawaさんが言ったのが面白かったんだけど、これも僕が手がけているMackerelというサーバー監視・管理サービスを作ることは面白いのかどうかって話に通じる物があるな、と思って共感できた。監視ツール開発って、一見退屈そうに感じるかもしれないけど、実はめちゃくちゃ面白いので。

nekokakさんのクロージングの力強さも良かった。JPAの活動の中でその動きは横目で見ていましたが、nekokakさんとにかく異常にパワフルに動いていて圧倒されました。

今回は29年ぶりの大雪ということで、天候的には波乱でした。その中でちゃんと人数が集まってよかったですね。

僕も行きは、前夜祭の日にさくらインターネットさんの石狩データセンター見学予定を入れていたのだけど、飛行機遅延のため集合に間に合わず無念の不参加となった。一番楽しみにしていたイベントだっただけにこれは残念だった。

帰りも欠航出まくりで、予定していた便も欠航で、振替も翌日以降ってことで絶望してたんだけど、空港でacidlemonちゃんに偶然出くわして、振り替えテクを教えてもらうことができた。運良く振り替えた便がこれまた運良く飛んだのでなんとか帰ってこられた。帰宅は深夜2時40分だったけどまあよし。

ところでノベルティ欲しかった。いつもだったら参加可否に関わらずノータイムで個人スポンサー登録するところなんだけど、一応(名前だけは)JPAのコアスタッフなので、躊躇してたら埋まっていた。残念。

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2019-06-05T11:10:14+0900

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