おそらくはそれさえも平凡な日々

GitHub Japanに入社しました

しばらくフリーランスとしてフラフラしていましたが、縁とタイミングが合って、12/16付でGitHub Japanにシニアソリューションエンジニアとして入社しました。開発職ではなく技術営業職で、担当は主にエンプラ領域の予定です。

GitHubが好き

「SongmuさんてGitHub好きですよね」

Mackerelのプロダクトマネージャーをやっていた頃、一緒に事業を手がけていたビジネスマネージャーのnkakoさんにそう言われたことを覚えています。これは「そういうふうに見えているのか」という気付きを与えてくれました。GitHubはもちろん嫌いではありませんでしたが日常的に使うサービスなので、好き嫌いはそこまで意識してはいませんでした。

ただ、MackerelのPdM時代はかなりGitHubを意識していた事は確かです。個人の道具としても仕事でも使えることや使いたくなるサービスであることを目指していて、それらはかなりGitHubから影響を受けていました。

その後GitHub Actionsが出てきて、このブログやポッドキャストのリリースフローを整えたりする中で、GitHubは以前にも増して私の人生にも欠かせないサービスとなりました。今、一番好きなWebサービスは何かと問われたらGitHubと答えるでしょう。

外資のIC再チャレンジと大企業

フリーランス継続の可能性も高かったのですが、外資のIC職で不完全燃焼だった経験から、英語も使える環境で再チャレンジしたい気持ちはどこかにありました。

それとは別に、これまであまり経験してこなかった大企業の雰囲気にも興味はありました。例えば、日本の歴史ある製造業や自動車産業でDX推進を主導するといったことです。ただ、日本の大企業は興味はあったものの、風土との相性問題のリスクが大きいイメージもあり、及び腰になっていました。

なので、技術営業として日本企業にGitHubを導入してもらい、開発生産性を上げる支援をすることはバランスの取れた良いチャレンジだと捉えています。GitHub自体もMS傘下なので大企業ではありますし。

開発職ではないこと

これまで開発職ではないポジションにつくこともありましたが、いざとなれば開発に携われる立ち位置を維持しようとしていた感がありますが、今回は明確にそこからは離れることになります。

その辺りは、技術顧問等で何社か関わる中で、複数社を支援をするのも面白く感じてきたことや、Mackerel時代のハイタッチセールス的な経験がとても楽しかったことも影響しているように思います。

開発はOSS含めた趣味開発でもできます。

何者でも無くなること

今回、選考は英語での面接がほとんどで、面接官が当然ながら僕のことを知らないのが良かった。何者でもない自分をフラットに評価してくれている感じが良かった。エンプラ業界のお客様とかも僕のことは知らないだろうので、そういう中でまたフラットにスタートを切れる感じがして楽しみにしています。

英語プレゼンとk1LoW/deck

英語も多少学習は続けていたものの、まだまだ全然なので引き続きやっていきたい。

選考で英語プレゼンがあったのだけど、k1LoW/deckのおかげで資料作りが捗った。英語プレゼンだと流石にスピーカーノート無しでは無理なので、スピーカーノートを管理しやすいdeckは本当に素晴らしい。deckのおかげで乗り切れた部分は多分にあると思っているので、今年熱中して開発に取り組んで改善したモノがこのように思いも寄らぬ形で役に立ったのは面白い体験でした。

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2025-12-16T23:39:44+0900

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