ふらふらした2025年ふり返り
今年は変な年だった。激しめのイベントが立て続けに起きた。良いことも悪いことが入り交じっていて、自分で撒いた種で自業自得なモノも多いが、ちょっと精神的に疲れた感じもあった。とは言え、色々好きにできて良い経験になったし、総じて面白い1年だったし、僕らしいふらふらした1年だったとも言える。
フリーランスとして独立
4月からフリーランスになった。(その後12月にフルタイムに戻った)
フェロー就任と独立のお知らせ | おそらくはそれさえも平凡な日々
所属していたヘンリー社からフェロー就任と言う提案をもらい、業務委託で仕事を発注してもらえたので、フリーランス移行の形としてはやりやすくてありがたかった。その後、おかげさまで、何社からか引き有りもあり、仕事をいただくこともできた。
ある程度、フリーランスのITコンサルタントとしてやれそうな感触は得られたが、もともと仕事を積極的に受けてはいなかったのと、後述の状況もあり、あまりフリーランスとして生きていけるという手応えを感じるまでには至らなかった。やはりフリーでやってる人はスゴいと改めて感じた。
母親の死
フリーランス初日の4/1の深夜に母親が他界した。親族から連絡があり、病院に駆けつけた時は既に息を引き取っていた。本当に晴天の霹靂だった。40代前半(当時)にして両親がいなくなってしまうのは流石にちょっと早い。
実家の自宅での突然死だったので「変死」扱いとなるらしく、深夜中に葬儀場を手配する必要があると共に、その後、実家での警察の調査と聞き込みに対応する必要があった。
喪主を務める必要があったものの何をすれば良いか皆目分からなかったが、ChatGPTが役に立った。病院での待ち時間や警察の調査の合間にChatGPTに色々聞きながら裏取りをするなどしていた。心を落ち着ける効果もあったと思う。
葬儀、各種手続き、相続など、とにかくやることが細々あり、それからしばらく奔走していた。良いのか悪いのかフリーランスだったので徹底的に片づけることができた。逆に、会社員だったら収入はキープできるメリットはあったと思う。フリーランスは幾らでも仕事をしない選択肢を取れてしまう。
相続周りはとにかく司法書士さんが頼りになり、丸っとお願いできて良かった。複雑な部分があったのだが、初回打ち合わせに必要そうな書類を一切合切持って行ったら、完璧に把握してくれて、後はお任せできたのでかなりありがたかった。
遺産分割協議書が4月中に用意できたのはかなりスムースだったと思う。ただ、その後諸々が完了するまでには6月中旬までかかった。遺産分割協議書の効力は強いものの原本しか効力を発揮しないので、法務局以外にも金融機関など様々なところに原本を持っていく必要があって大変だった。
ちなみに、とある金融機関の解約の為に必須書類ではない遺産分割協議書のコピーを念の為持っていったら薮蛇になったりした。「原本を見せて下さい」となったが、原本は司法書士に別の手続きのために預けていたので見せられず、受理してもらえなかった。後日改めて来行する羽目になったが、平日昼間にそんなに何度も地方の銀行に足を運ぶなど会社勤めだとなかなかできないし、それも数十円しか残ってないような口座に対してやるのは割に合わないので、そりゃ放置が正解だし休眠口座が増えるわ、となった。
とにかく、自分の手元に1葉しかない遺産分割協議書をリレーするのは効率が悪過ぎるので、デジタル化されてマイナンバーカードとかでロングタームな電子署名ができるようになって欲しいと思った。
母親の携帯電話を解約時には案の定無駄な付帯サービスがついていた。自宅にWifiもあるのにsim契約付きのタブレットを購入していたり、キャリア決済で色々なサブスクを契約していたりなど。しかも、外部サービスのサブスクは、キャリアの店舗では解約できず、それぞれのサービスで解約手続きが必要とのこと。クレカみたいな支払手段の提供だと考えればそういう理屈かも知れないが、店頭でサブスク案内しておいてそれはひどいとは思う。それらは諦めて放置することにした。実際「携帯電話契約が止まればキャリア決済も止まるので自動解約になるはずです」という案内をキャリアの人にされた。それもどうかと思う。
ちなみに、同様にクレジットカードを解約したときには「解約後も公共料金などはオーソリ(決済)が通ることがあるので、そうなったら後日請求書が届くのでお支払い下さい」と言われた。確かにライフライン系が突然止まったりしたら困るとは思うが、そういうこともあるのかと驚いた。
とにかく、悲しむ暇もないほど慌ただしかった。6月に「あー、今週は死後事務のことを何も考えなかったな」と感じた週があり、その時にやっと一段落した感があった。それまでは、マインドシェアの大半を死後事務に持っていかれていた
多少複雑な状況はあったものの、ステークホルダーは限定的で連絡に困ることもなく、揉めたりすることもなかったのでスムースではあったとは思う。それでも色々大変だった。
Obsidianによるタスク管理とTaskMD Shelf
この死後事務関連で出てくる色々なタスクをObsidianで管理しており、その中でタスク管理をかなり洗練させることができた。その方法を整理した手法がTaskMD Shelfである。
TaskMD Shelf - 積極的棚上げを由とする怠惰なタスク管理 | おそらくはそれさえも平凡な日々
今でもこの方法でタスク管理をしていて、かなり効果を発揮している。AI支援などはまでできる余地があるので、今後も改善を続けていきたい。
右足首骨折
7月末に右足首を骨折した。渋谷で飲んでいた時に、お店の中の階段で足を踏み外して足首を捻って折った。
割と複雑な折れ方をしていたので紹介状が2回出た。結局、自宅から少し離れた病院に入院して手術を受けたが、前住んでいた家の近くの病院で、何ならそこで10年以上前に鼻の手術も受けた病院でもあったので縁を感じた。以下のような感じで繋げてもらった。

月曜の夜に折って金曜日に手術だったので少し時間がかかったが、足の専門医は少ないらしく、良い医師がいる病院に紹介してもらえたのは良かった。
ちなみに、骨折が判明して、まだ病院が見つかっていない最中にtwadaさんとポッドキャストを収録していた。これは絶対に収録したかったので敢行できて良かったし、おかげ様で一番再生された回にもなっている。
閑話休題。足首は厄介な折れ方をしていたようで最初かかったクリニックでは「後遺症は残ると思います」と言われて少し凹んだが、今は一応完治扱いではあって日常生活や多少の運動には支障はない。まだ、ピンが入ったままなので来年それを抜く手術を受ける予定。
違和感や動きの渋さはあるが仕方ない。自覚は無かったが以前同じ足首の内側を骨折していた形跡があり、それが変なくっつき方をしていたと指摘を受けた。大学生の頃にやらかした身に覚えが少しあり、確かに右足が突っかかりやすい感じは常々あったので、遅かれ早かれこうなる運命だったのかも知れない。
1週間程入院したが、本やマンガを読んだりできてゆっくりできて良かった部分もあった。とは言え、家族や親族には大分迷惑をかけたし、大分助けられた。一人だったら大変だった。
Vibe Codingとk1LoW/deck
とにかく、Vibe Codingが一気に来た一年だった。AI周りについては、Cursor, Devin, Clineなどは静観していたが、6月にClaude Code Maxが出たタイミングで契約して、そこでVibe Codingの何たるかの感覚が掴めた。丁度よいタイミングだったように思う。「AI無職」という言葉も嘯かれていたが、奇しくもそんな感じでフリーランスに僕もなっていた。
k1LoW/deckの開発の中でもかなり活用できたし、その後でAIが作った負債を自分で綺麗にしたりチューニングするフェーズも味わえたので、AIの向き不向きだったり、AIにがっつり書かせたコードをどのように継続メンテナンスしていくか、みたいなところを早めに経験できたのは良かった。
k1LoW/deck のコミッターになった | おそらくはそれさえも平凡な日々
YAPC::Fukuokaでの発表の他にもdeckを使って良い発表ができたのは良かった。
ポッドキャストが続いた
趣味でOSSをやっている者だも一年間続けることができた。ゲストの打診をした人達が快諾してくれるのが続けられている理由だと思っていて、ありがたい。
また、リリースフローをとにかく簡単にして最初から整えたことや、録って則リリースではなく、毎週リリースにしていることがリズムを保てて良いと感じている。
ありがたいことに、Spotify上では累計1.5万再生と500人以上のフォロワーが付いている。他の媒体は細かく調べていないが、あまり数字にこだわらずに続けているのが逆に良いと思っている。
また、LISTENを中心に、ポッドキャスターの輪が広がったのも面白かった。
町田.pmをリブートした
町田.pm をリブートして、年末まで活動を続けることができた。隔月の土曜日開催のもくもく会形式という、これも負担の少ない形で始めたのが継続できた理由だと思っている。毎回人も集まって、いい感じに入れ替わりもあったりするのも嬉しい。
来年も続けて行きたい。
GitHub
GitHubに入社した。8月末くらいから選考を受けており、選考自体はスムースだったのだけど、色々本決まりするのに時間がかかり、12月16日(火) という不思議なタイミングで入社となった。
年内はオンボーディングコンテンツや、各種手続を落ち着いてこなせたので、来年からはキリ良く働いて行く感じになりそう。
GitHub Japanに入社しました | おそらくはそれさえも平凡な日々
文筆業
「本を書いている」と公言しているが、進捗は悪い。来年巻き返して何とかしたい。担当の方はめっちゃ辛抱強く付き合ってくれているので応えたい気持ちはある。
STREET FIGHTER 6
今年の頭から始めて、やったりやらなかったりだったが、10月にジュリでマスターに到達できた。
Master上がった!やったね pic.twitter.com/mgeP7vAR0N
— songmu (@songmu) October 13, 2025
死後事務の時は何もする気が起きなかったので、その分SF6が捗った。良い気分転換や救いにもなった。骨折の手術の退院後の療養期間も結構プレイした。
のめり込んで熱中していると言う感じまでは行っていないようにも思うが、マスターまでやったし、まだまだこれから感もあるので、なんだかんだでハマっているのだと思う。あと、やっぱ自分でやるとeSports観戦が楽しくなる。
来年は知り合いと対戦したりとか、大会出たりとかも機会があればやってみたい。周りにそれなりにやっている人がいるようなので。