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2007年2月28日

Firefoxの難点を敢えてあげてみる

エイヤっとFirefoxに切り替えて使っていますが、非常に快適です。本日も勤務先で簡単なWebページを一枚ペラっと作るのに非常に役に立ちました。ちなみにちょっと遊び心を出してNifty Corners Cubeと言う角丸ボックスを実現するJavascriptライブラリを試しに使ってみました。

さて、それでも何日か使ってみると流石にアラも見えてきます。そのあたりを少しあげてみます。

まず、あげられることは、起動が遅い、ということ。というか、IEコンポーネントブラウザに比べると遅いのは仕方がないのかもしれないけど。IEってエクスプローラーとかとモジュール共有してるのでしょうし、となると、Windows起動時にプログラムの一部が立ち上がってる形に近い訳だからね。(かなりいい加減な記述なので信用してはいけない) それにFirefoxも立ち上がってからの動作は快適なのだから別に大きな問題ではない。

次に、ページのズーム機能がいけてないということでしょうか。OperaやSleipnir2.xx、IE7では実装されているページのレイアウトをそのまま拡大、縮小出来る機能を実現できるアドオンは現在無いようです。実際、ブラウザの現在の仕様上、アドオンでの実現は難しいみたいですね。

別にこの機能にこだわりがあるわけでは決してないのだが、まあ、他のブラウザで出来ることが、Firefoxで出来ないとなるとちょっと悔しい。

あとは、検索ボックスの問題。基本的な検索に関しては問題ないが、辞書との連携に難有りです。私はたまーに英語でメールを書いたり、ドキュメントを作ったりすることがあるので、検索ボックスですぐオンラインの辞書が使えると重宝するのです。Sleipnir2.xxでは、検索ボックスの最初に一文字打ち込むと検索先を切り替えることが出来て、“e hoge”だと英和、“w ほげ”だと和英といった形で一発で辞書での変換が可能だったのですが、Firefoxではそういったことが出来るアドインは残念ながら無いようです。

仕方がないので、Google検索で“和英 ホゲ”とかやって代用しています。職場ではSleipnirがメインなので、“w ほげ”とかもまだ使ってはいます。

01:50

2007年2月25日

子どもとゆくの終刊パーティに行ってきた

東中野のポレポレ坐を貸し切って行い、結局110人ほど来たらしい。事前打ち合わせなんかは全然関わらなかったが、開場前から行き、会場の設営や、配置換え、片づけを地味に裏方的に手伝ったりした。たまに重いもの運んだりの肉体労働(っぽいこと)をやって身体を動かして働くと、錯覚だけど、働いている感を強く味わえるね。

子どもとゆくと細々と関わって、長いものでちょうど10年位です。私の場合なんでも「細々と関わって」になってしまう自分には少し問題点を感じてもいますがね。「子どもとゆく」誌上で西野をはじめ、いろいろと記事を読めなくなるのは残念ですが、藤田家や、その他の方々と関係が切れるわけではないので、それほど悲しみは感じません。参加者の多くも概ねそのように感じていたように思います。

会の中では子どもとゆくで取り上げてきた子ども世代、つまり私と同世代くらいの、もう大人になった世代が、マイクを取るシーンもあって、それは象徴的で良かったと思う。「子どもとゆく」は一区切りでまた何か新しいことが始まる感じがした。

何人か久し振りに会えた人、連絡が取れた人がいたので、また会って話してみようと思う。

23:28

2007年2月23日

最近ダイエットづいていて

今年は実は裏目標があって、それは、腹筋を割ることである。あーあ、書いてしまったよ。てことで、今年頭から減量を開始し、そこそこ順調なので書いてみることにした。

去年(実は一昨年も)恋人からの「腹筋を割れ」という至上命題を果たせなくて非常に悔しい思いをしたので、今年は実現したい。(うーん、くだらない) 社会人になってから弛みっぱなしの身体に歯止めをかけるためにもここらで一発気合を入れて鍛えなおしておかないといけないってのもある。もう2度と人生において腹筋を(曲がりなりにも)割ることが出来ないとかなったらさびしすぎるからね。

社会人になってから多少運動してもなかなか体重を絞ることが難しくて、体重60kgを割り込むこと、体脂肪率を15%以下にすることが難しくなっておりました。ずーっと体重62kg台、体脂肪率、17,8%を推移していたのです。昔の感覚で絞れないので歳かなぁとかも考えてしまっておりました。

ただ、その気になれば結構いけるもんで、とりあえずそろそろ、体重60kg、体脂肪率14%くらいをクリアできそうです。減ってきて成果が出てくると、このまま続けようという意思が沸いてきて、間食したりするのが勿体無くなってくるので好循環。

しかも、冬の間に絞っておくと、夏により絞りやすい、リバウンドしづらいと良いこと尽くめ。とまあ、自分を鼓舞しておくわけですが。まあ、ダイエットなんて簡単で、食生活を見直すこと。マメに運動を行うこと、この2点に尽きます。食生活に関しては以前少し書きました。

運動に関しては、あまり理屈っぽいことは今回は書きません。ただ、個人的に大事かなぁと思うのは、運動するとなったときの選択肢を持っておくことでしょうか。私が運動するとなったときの選択肢として以下のものがあげられます。

  • 自転車
  • ボウリング
  • ランニング
  • 自室での筋トレ、ストレッチ
  • ロープワーク
  • 水泳

それぞれ効果が違うわけですが、特に効果は気にせずそのときの条件、気分によって選び分けています。それによって飽きずに運動を続けられる気がします。自転車一つとっても、峠に行くのか、平地をたらたら走るのか、単に出かける足として使うかなど、いろいろ運動の仕方があるのです。

ちなみに、脂肪燃焼ということで私の持ち駒の中で一番効果があるのは、自転車です。これは間違いありません。

上記の選択肢の中で私が弱点だと考えているのが、自室でのトレーニングに関してで、基本的にもう少しだらだら長く続けられるものが欲しいなと考えています。もっと欲を言えばDVDでも見ながら出来るものでしょうか。

夜遅かろうが雨降ってようが、さっさとランニングシューズ履いて問答無用で走りに行ってしまえばよいのですが、まあ、なかなかそういう気分にならないときもありますしね、人間。私なんて得に自分に甘いですから。

自転車のローラー台がこの条件に適合する気がしているのですが、いろいろあって、導入を渋っています。一番の懸念点は騒音の問題ですがね。

ヨガとか、太極拳などをしっかり出来るようになればまた違うのかなとかも思うところ有。

23:16

2007年2月21日

Sleipnirを擁護する

てことで、Firefoxマンセーになってしまった私ですが、長年お世話になったSleipnirを簡単に見限ってしまったことに罪悪感を禁じ得ません。なので、TOPページにはFirefoxは加えましたが、Sleipnirは外していません。

実際、Firefoxを使い続けていると、ちょっとは悪い点も見えてきます。大きな点は、Sleipnirに比べるとリソースを喰う点でしょうか。やはり、単独で動いているSleipnirに比べると、いろいろ後から拡張機能を盛り込んだFirefoxの方がメモリ使用率は高めになってしまいます。特にTab Mix Plusを導入したら、動作がやや重くなりました。

ただ、メモリ1GBあると全然問題ないんだけどね。むしろなぜか動作自体は、SleipnirよりもFirefoxの方が軽快なのだ。

昔は、Sleipnirはタブブラウザながらの動作の軽快さがウリの一つだった気がするのだが、Ver2から重くなり、バージョンアップを重ねるごとに重くなるという悪循環を繰り返している気がします。

多分作者もそのあたりに気が付いて作ったのが、Graniなのでしょう。動作環境のメモリ64MBを謳っているように、多分かなり動作が軽快なのでしょうね。なので、Web Developerなどの拡張機能が不要な一般の人が普通にブラウジングする分にはGraniはかなり快適なんじゃないかなぁと想像します。

しかし、Web Developerマジ便利。ボックスの罫線を表示させるとか便利すぎ。今までボックスの領域が分からなくなったときに、CSSに手を加えて、Borderの罫線を表示させたりしていたのが馬鹿らしくなってくるよ。ワンクリックでHTML-lintが使えるのも素敵過ぎ。

てことで、結局Firefoxマンセーになってしまうんですけどね。

01:56

2007年2月20日

Vista導入ならず

職場で新たに拠点を構えることになったのですが、そこのハードウェア関係なんかは私が担当なわけです。いつもDellで安っすいPCを購入しているのですが、一番安いモデルだと、もはや法人向けでもVista搭載モデルしかなくて、超ビックリ。そんなすっぱり切り替えてよいのでしょうか。

こりゃ腹を据えてVista導入か、とか思っていたのですが、職場のグループウェアやウィルスソフト、VPNなんかの関係でチキってXPにしてしまいましたとさ。実際グループウェアが満足に動かないらしい。

結局HPで買うことにした。Dellより大分高くなってしまうのですが、苦渋の決断です。DellはXP売らなくて良いのかね。絶対機会損失だと思うのだが。多くの法人は現段階では絶対乗り換えたくないと思うのでそうは買ってはもらえない気がするぞ。実際、Dell以外のほとんどのメーカーは選択肢としてXP搭載モデルを残している状況。

あ~あ、Vista導入になりかかっていたので、めんどくせーとか思いながら、ちょっとわくわくしていたのですけどね。仕事が仕事なので、近々職場に一台は導入することになるのだろうけどね。私の場合必要なのはWebの表示確認と、簡単なWebアプリケーションの動作確認ぐらいだけど。

01:50

2007年2月18日

春節に引きこもってオタク発言を繰り返してみる

ずっと家にいた。部屋の整理と読書とパソコン。

なんだかこんなことがあったらしい。→庵野秀明「この12年間エヴァより新しいアニメはなかった」発言

ある意味斬新すぎたので、そういう意味ではあれより新しいアニメは出てこないのは確かかもしれませんがね。勿論皮肉だ。エヴァ以降でエヴァ以上のアニメと言えば、「Cowboy Bebop」と「少女革命ウテナ」あたりでしょうか。というよりわたしの中でオタク知識がそのあたりで停止している訳ですが。

そういえば、最近偶然目にしたのだ、幾原邦彦(ウテナの監督)がアニメ版「のだめカンタービレ」のオープニングを担当したとかでちょっと驚いた。だからといって見るわけではないのだが。

本人のメイキングの話がこのあたりに乗っていて面白い。

そのオープニングはYoutubeにて確認。まあ、そのうち消えるのだろうけど。

昨日は中国では大晦日だったわけですが、その記念すべき日に、JOJOの奇妙な冒険の映画が公開されました。されたはずです。でも奇妙なほど情報がございませんね。

前売券特典の石仮面ストラップがスゲーイカスのですが、誰か手に入れた人はいないのでしょうか。

23:59

Firefox、Sleipnir(+α)化計画とその実行過程

ずっとSleipnirを使ってきたのだが、使用のマシンに関してはFirefoxに乗り換えた。Sleipnirで便利だと思っていた機能がFirefoxのアドオンを使えばほぼ全て実現できることに今更気が付いてしまった。Firefoxは動作がもっさりしている印象があったが、Ver. 2.0を使ってみたら全然軽快で、かくしてSleipnirの利点が全く無くなってしまいましたとさ。しかも、Firefoxの方がさらに優れた拡張機能を備えるってんだから…!!

しかも標準のブラウザに指定するのが楽なのが地味にいけてます。Sleipnirだと標準のブラウザに設定しても、メッセンジャーやGoogle DesktopからのリンクなんかはIEで立ち上がってきてくるという中途半端な標準具合で、それをSetBrowserで強引に修正したりしたりしていたのですが、Firefoxは設定一発でした。

改めて、オープンソースの威力と、プロプライエタリの限界を見せ付けられる形となりました。Sleipnirはちょっと応援していたので切ないね。これで晴れてGeckoエンジン使いとなりました。

これまでSleipnirを使ってきた大きな理由として

  • 動作の軽快さ
  • タブブラウジング
  • マウスジェスチャー

この3点が挙げられる。マウスジェスチャーで主に使うのはページ(タブ)を開く、閉じる、切り替える、更新するなど。特に秀逸だったのは、右クリックをしながらマウスホイールを動かすと、タブをグリグリ切り替えられる点で、マウスジェスチャー本家のOperaなんかより全然軽快に動くので気に入っていた。リンクをホイールクリックすると新規タブで開く点も密かに気に入っていた。(実はこのあたりに関しては、Sleipnir Ver.2.xx よりも 1.66の方が軽快だったりするのだが)

さてその辺りの優位性が、これから紹介する3つのアドオンによって駆逐されてしまいました。

All-in-One Gestures

マウスジェスチャーを実現するアドオン。各種ジェスチャーの設定、ホイールでのタブのぐりぐり切り替えにも対応。動作も全然軽快。

Tab Mix Plus

タブを開く位置の設定などを細かく設定できる。デフォルトだと新規タブが一番右に開いてきてしまうのが気に食わなかったのでインストール。

これで新規タブを開いたときに、現在のタブの右側に開くように設定。タブを閉じたときもそのタブを表示させる直前に表示されていたタブを表示するようにした。また、Javascriptでのポップアップウィンドウも、別ウィンドウではなく、同一クライアント内で開く設定にできた。

密かに優れものなのが、ツールバーに「最近閉じたタブを開く」ボタンを追加できること。

removetabs

Sleipnirで重宝していた、タブをまとめて閉じるボタンをツールバーに実装するアドオン。全てのタブを閉じる、右側のタブを閉じる、左側のタブを閉じる、他のタブを閉じる、と欲しかった全ての機能を実現できるので合格。

他に便利なアドオン

とまあこんな具合でSleipnirの優位性が消し去られてしまいました。他に、以下のアドオンなんかが便利です。

Google Toolbar

ご存知Google Toolbar。Sleipnir最大の弱点(?)としてページランクを表示できないことがあげられますが、もちろんFirefoxだとそれが可能です。私の場合、検索ボックスもその他のアイコンも全て取っ払って、ページランクだけをウィンドウ右上、メニューバーの隅っこで表示させるようにしました。検索ボックスはブラウザ標準のものを使用します。そういえば、このページがいつの間にかページランクが3とかになっててビックリです。

IE Tab

世の中にゃあIEでしかまともに見られないサイトも数多くあります。(例えばこんなとこ) そんな腐ったサイトにもちゃんと対応してあげるための非常に心優しいアドオン。サイトを表示するときのレンダリングエンジンに、Trident(IEのレンダリングエンジン)も選べるようにするものです。

単に切り替えられるだけではなく、特定のサイトをTridentで開くように予め指定できるのが優れものです。(正規表現での指定にも対応) これで、GyaoやらWindows Updateやらmhtファイルやらも一発でちゃんと表示してくれるようになりました。

社内での業務用WebアプリケーションはIEでしか動かないものも多いので、業務用PCはSleipnir継続かなぁとか考えていたのですが、これを使えば何とかなるかもしれません。

ただ、これで表示させた場合、当然のことながら、表示画面はIEのそれなので、コンテキストメニューがIEと同じであるほか、各種アドオンも使えなくなります。つまりマウスジェスチャーなんかが使えません!! なので、Tridentを使ったタブブラウザを使いたい場合は、やはりSleipnir、Lunascapeなんかに軍配が上がるでしょう。

Web開発にあたって、便利なアドオン

これまで書いてきた位では、SleipnirもFirefoxもどっちもどっちなのですが、決定的に差がつくのはこのあたりの拡張機能でしょうか。

各種説明は下のページが詳しいので説明は譲りますが、私が入れたのは、CSS用に「Web Developer」、JavaScript用に「Firebug」、画面の好きな場所のサイズを測れる「MeasureIt」、カラーコードを抽出できる「ColorZilla」以上4点。

WEB制作時に便利な9つのFirefox拡張機能(Add-ons)(外部リンク)

「Sleipnirは機能がたくさんあって便利… そんな風に考えていた時期が俺にもありました」
てことで、これからFirefox使いになります。

21:44

2007年2月14日

川崎が侮れない

バレンタインにデートなんてベタなマネ。今の職場は、休みが少ないながら休む日の融通が利くのは良い。勿論バレンタインなんかに休んでしまうと翌日は同僚から質問攻めに合うのは間違いないのだが。

青葉台の無印カフェで昼食。二人でパン4個、お惣菜3品の盛り合わせと飲み物を注文。値段もこなれていて、味もなかなか。お惣菜も調理法に工夫があって参考になった。パンとスープが美味しかった。

昼過ぎに久地にできた、たまりばの工房に行った。販売されている藍染なんかを見ながらスタッフと雑談。工房は雰囲気も落ち着いてるし、細い道を入ったところにあることもあり、ちょっと隠れ家的なところも良かった。コンクリートの打ちっぱなしで無機質だったテナントを、みんなで大工仕事やって今の状態に作り上げたってのもナイス。

夕方から川崎LAZONAに行って、映画見て食事。LAZONAは去年出来たばかりとかで、キレイでおしゃれ。お店もたくさんあって楽しめそうでした。川崎があんなに開けているとは思わなかったよ。また行きたくなってしまった。

青葉台もそうだったが、最近はキレイでおしゃれなところに行くと浮き浮きしてしまう自分を発見してしまい、そんな普通の感覚を持ってしまっていることにビックリ。恋人にも「最近ちょっとあなたが普通になってきて、ビビる」とか言われる始末。多分そういうあなたは相当普通じゃなくなってきてしまってると思うのだけど。

見た映画は「プラダを着た悪魔」。大分前に公開の映画だったが面白かった。恋人が普段映画館でバイトをしているので、バイト中に観客の反応を見て、その映画が面白そうかどうかアタリをつけられるのだそうだ。それは非常に役得ってやつですね。しかもタダ券だったし。

以下大いにネタばれだが、なんか途中まではストックホルム症候群ぽかった感じ。

常に相手とコンタクトを取れる状況にいなければならず、思考の自由を奪われた極限状態に追い込まれた中で、相手の思うととおりに動いてしまい、そこで無理難題を解決してしまうことに快感を覚えてしまうという悪循環。相手を振り回すことの出来ない(=振り回されやすい)真面目な人間、それでいて無理難題を解決できてしまうそこそこ優秀な人間が陥りがちなパターンでした。ただ、えてしてこういう理不尽系の方が仕事の上達は速い部分があるのも確かだよねぇ。だからといって、それがその理不尽さを正当化する理由には決してならないのだが。

あと感じたのは、お互いをリスペクトしていても、住む世界が違う人間は決して一緒には住めないてことかな。片方が相手の世界を想像することすら出来ないとアウトってことですね。

全体的にファッション業界の魅力を描きつつも、業界に対する悪意も見え隠れする作品でした。多分原作が、そして原作の作者がそうなのでしょう。勿論、私自身がご存知のとおりファッションに興味がないので、そういう部分ばかり見てしまったという感も否めないが。

夜はStone Burgでハンバーグと大きな有頭エビフライ、オムライス、それとビール。

至福であった。今日は恋人に全部金も出させたし、ルートもほとんど決めてもらったりして、気兼ねなく甘えさせてもらった。いつもそれだと問題だろうが、たまにはこういうのも良いね。ただ、つまりこれはホワイトデーはしくじれないということなのです。

23:59

2007年2月13日

バレンタインさんの命日前日

13日は前半休とって午前中はロード55km。流石に大連から帰国後にかけて暴れまわったせいで疲れが出て、途中のコンビニで休憩。大福でも買おうかと思ったら、超でかいプッチンプリンがあったので、ふらふらと衝動買い。Happyプッチンプリンとか言うらしい。実に400gの分量で、通常のBigプッチンプリンの実に約2.5倍の大きさだ。これだけの分量を気兼ねなく瞬時に殲滅できるのは至福。多分味わいもせず一分以下で平らげた。

会社帰りに電車の中で恋人と翌日の予定についてメールしていたら、たまりばのスタッフとばったり会った。ちょうど翌日たまりば行く話をメールしていたところだったのでびびった。

23:45

大連での話をいくつか

日本好きのタクシー運転手

大連である日乗ったタクシー。多分私の中国語の発音がイマイチだったせいで日本人か?とか聞かれた。 くそー、以前生活していたときは、「日本人じゃないだろ」と言われることはあっても「日本人か?」とはなかなか聞かれなかったのになぁ。

この運転手、日本好きで、日本語が少し出来、いきなり「アナタハヤマグチモモエ、スキデスカ?」「ワタシハ タカクラケンガ スキデス」とか言い出してスゲー受けた。

それからこの運転手、こんなことを言った。「山口百恵は確かに古いからな。でも44歳以上の日本の男は、全員好きなはずだ。最近の日本の若い人の間では、“ビンチーブー”が人気なんだろ?」

“ビンチーブー”? 誰だか一瞬分からなかったが、少し考えて浜崎あゆみだということに気が付いた。それで、日本語の発音を教えてあげた。そうしたら、運転手、「ワタシハ ハマザキアユミ スキデス」のフレーズを熱心に繰り返して覚えていた。

他にも日本の芸能人の名前を知りたがっていたので、木村拓也を教えようとしたら、「女がいい」とか言われたので藤原紀香にした。ちなみにこの運転手、漢字の日本語読みが出来ないだけで、木村拓也も藤原紀香のこともちゃんと知っていた。恐るべし。

中国の女優で誰が好きなんだ? とか聞き返されたんで、適当に董潔とか答えたら、「董潔は大連出身なんだよ!」とか運転手が言い出して、話が更に盛り上がった。

買い物とか

勝利広場周辺で買い物をした。百年城なんかは日本の百貨店さながらなのだが、それでも全体的な印象は日本には及ばないんだよね。

何が違うのか考えてみると、まず、それぞれの店の中は綺麗なのだが、通路などは汚れていることがあげられる。あと、多分、全体的な光量が違うんだよね。多分、日本と比べると暗い。というか日本の売り場は異様に不自然に明るいんだろうな。馴らされてしまっているけど。

中国もバレンタインデーの時期で、いろいろなチョコが並んでいたが、不二家のチョコが平気で並んでいた。むしろペコちゃんの顔がでかでかと飾り立てられていた。

番外編

出張前日の食事が麻婆豆腐だったのだが、帰ってきたら餃子だった。

22:58

2007年2月12日

4泊5日の大連出張

大連出張でした。寒いのをかなり覚悟して行ったのだが、最高気温が5度とかで春の陽気でした。全然寒くなかった。タクシーは隙間風で寒かったけど。

せっかくの大連だったのに、一枚も写真を撮らなかった。最終日にちょろっと買い物に行った以外は、仕事か寝てた。むしろ寝てた。

一泊目は10時間、二泊目はなんと15時間寝た。しかも三泊目も11時間寝るという徹底振り。流石に四泊目は翌朝早くの飛行機に寝坊しないようにと慎重になったせいもあり、4時間ほど、うとうとするにとどまったが。

実に2年近くぶりの中国でした。実は中国銀行に隠し口座があったのだが、というのは嘘で単にずっと放置していただけだが、2年間放置していたにも関わらず無事にお金を引き出すことが出来て安心した。おかげでこの出張中は両替せずに済んだし、両替が出来ない土日に金が足りなくなっても引き出すことができたので助かった。

春節前だったので賑わっていた。中国語力は大分落ちていたが、想定の範囲内。

あんま遊びには出なかったが、足マッサージは行けたし、水餃と中華料理をたらふく食えたので、それだけで十分満足なのです。よく眠れたし、出張ながら結構良い気分転換になった。

しかし、私が大連に行ったのは、社内の新事業がらみなのだが、その事業を立ち上げるに当たって最大のライバルと目されていた会社が、私が大連に行っている間に提携を申し出てきたらしい。提携というか、資金援助をしてくれないかと言ってきた。つまり、喧嘩を売る前に白旗をあげてきたって訳だ。それはいいが、そんなんじゃ業界の市場規模に不安を感じてしまうね。

最終日は朝8時半の飛行機で、12時には成田に着いた。大連は近いね。

身体を動かしたかったので、帰ってからボウリングに行って7ゲーム投げた。それから、10kmランニングのあと、13km離れた恋人の家まで自転車で土産を届けに行って帰ってきた。明日の朝も半休なのでロードに乗ろうと思う。流石に最近食いすぎ&運動しなさ過ぎ。

23:13

2007年2月 6日

8日から大連出張につき

よりによって、一年で一番寒いこの時期に出張です。新年にHISの初夢フェアとか言うので、2万円の往復チケットがあったので、上司に「とりあえずそれで行って来い」ということになり、何も決まっていないのにとりあえず行くことに。上司と一緒に行くという話もあったのですが、2転3転あり結局一人でいくことになりました。

大連は初めてです。どのくらい寒いのでしょうか。マイナス20度近く行くこともあるらしく、まさに未知の世界です。

てことでColumbiaのジャケットやら、EdwinのGore WindStopper ジーンズを買った。アウトドアウェアはちょうどクリアランスセール期なので安くなってて良かった。Goreジーンズは完全に趣味の世界。Goreってだけで萠えます。発売された当初は高かったが、今は一万ちょっとで買えるので買ってしまった。

ついでにスーツも新調しようと思ったが、吊るしじゃ直しに時間がかかるようなので諦めた。腕が長いし、ウェスト細いし、肩幅あるしで変な身体。ただ、吊るしでも何とかあわせられる範囲内のようなので良かった。うちの親父はオーダーしないと合うスーツがない。

久し振りの海外なので、ちょっと浮き足立ってます。

00:53

2007年2月 5日

9連勤と3日連続カレー

ちょっと疲れた。朝から終電までが数日続き、流石にその翌日は一日前半休とった。その日は、午前中はロード55km乗ったりした。半休とって朝運動するのって良いかもしれない。目が覚めるから、出勤の電車で眠らなくて済むし。

半休とったら、それだけで仕事が山積みになってて、「この会社は俺が半日いないだけで回らないのか!?」と。まあ、勘違いですけどね。仕事を上手く回したり投げたり出来ていない自分の能力不足。ただ、今すぐ私がいなくなったら、会社は確実に回らないけど。それで、恩義のあるシステム関係の上司が過労死することになるから辞めるに辞められない。というか別に今の仕事は楽しんでるから当分辞める気はないけど。

仕事といえば、最近ちょっと呆れたというか、困った事態があった。外注先のWeb製作会社に依頼していたコンテンツがあったのだが、彼らが動的な部分の作り方に困ってしまって、私に言ってきた言葉。「上手く動かないのでソースを見ていただけませんか?」

ちょwwwおまwwww(敢えて2ch風)。私は発注元ですよ!? 私は外部設計しか関わってないし、内部設計に関してはお任せしたはずなのですが。それはあなたたちの仕事では?

これまでの案件で、納品してきたものに対して、「ここのソースがおかしい」とか「ここのスクリプトを修正してくれ」とか結構うるさく言ってきた報いだろうか(笑) 今回も最初にあげてきたプロトタイプがちょっと…だったので、「ここをこうしてくれ」とか、「これを使ってくれ」とか言ってたしな。自業自得か? んなわきゃない。

問題点自体は簡単に発見できた。JavascriptとFlashを連携させる箇所に記述ミスがありました。まあ、すぐ見つかったのは実は自分も同じようなミスをして上手く動かなかった経験があったからだけどね。そのときは誰にも聞かずに自己解決したけど!

また、彼らはようやくCSSでのレイアウトが出来るようになったらしい。しかし、

  • CSSじゃそれは出来ない
  • そこはFlashじゃないと無理ですね

というお決まりの言い訳は変わらない。彼らは本気でそう思っているし、それで通用する顧客もいるのだろうが、残念ながら私にそれは通用しない。嫌な客だね。しかし、頼むからもう少し学んでくれ。デザイン力は私の100倍はあることは認めるから。

ただ、こういう案件の場合、大まかな外部設計からコスト面までの話を、お互い技術の知識がないうちの上司と向こうの社長が決めてしまって、しかもうちの上司がかなり値切り倒すもんだから、向こうの制作スタッフも結構大変そうではあります。

そこからうちの上司は、ある程度話が進んでから製作会社とのやり取りを私に丸投げするもんだから、私もどの程度作業をお願いしてよいのか分からなくて困ります。予算も知らされていないので、どの程度追加作業をお願いして良いか分からないし。ただ、不十分なものが出来てくるとやはり注文はつけざるを得ないのです。

丸投げされた時点で出来上がっているものが、「なんじゃこりゃー!?」ってモノだと、かなり大幅に修正をお願いすることになるのですが、二度手間をかけてしまい申し訳なく思うこともしばしば。特に制作当初に技術的に伝えておかないといけないことを伝えていなかったがために、(もちろんうちの上司がそんなことを伝えられるはずがないのですが)、大幅に方向性が違ってしまっていることがあって、そんなときは本当に申し訳なく感じます。

金曜日は西新宿のターリー屋で昼食、土曜日は新宿のインドカレー屋でスタッフの食事会、日曜日は恋人と町田のアッチャで魚カレー。狙ったわけではないのですが、3日連続でインドカレーでした。町田のアッチャはかなり愉快でかつ、美味しかった。そのうちレポートを書きたい。

23:38