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2006年8月31日

勝負事に向いてない。ボウリングにも向いてない。

ここ数日はデザインはいじって、コンテンツは更新しないという、本末転倒な行動。個人的な実験サイトだからCSSの勉強とかになって良いのだが。細部をいじくるのは楽しいのだが、その結果統一感が無くなってしまうとまずい感じ。アクセントで黒を入れようと思ったが、どうも上手くいってない。

先週末はネットから離れていた。恋人とボウリングに行ったが、ボウリング暦3回目の彼女に素で負けそうになった。10フレで大人気なくスペアストライクを決めて、109でフィニッシュ(ワラ)したものの、彼女のスコアは108であった。私の大苦戦ぶりがうかがえるであろう。

普段クロスで投げないもんだから、全然ポケット届かねーの。12枚目狙って投げてるのに、外失投しまくって、9枚目しか通らない。ヘッドピンにすら当たらない。だめだ、普段ボールに頼りすぎだね。それと最近体の中心でのスイングを意識する余り、どうやらボールをしょってしまってドアスイングになってしまっていたようだ。だから、外失投するのな。次のゲームは立ち直って150ほどを出した。ハウスボールの達人にはまだまだ遠い。

ハウスボールとは言え、こんなスコアを出してしまう辺りに私の実力の無さが遺憾なく発揮されている。最近マイボールだとホントクロスじゃ投げなくて、レーン左端の7番ピンをスペアで狙うときも、27枚目まっすぐとか怪しいラインを使う始末。このラインはかなり楽で、どうして時分は学生時分にこのラインを使わなかったのかと自問自答。3-6-9スペアシステムとかに縛られすぎでした。

まあ、別に恋人に負けても別に悔しくもなんともなかったとは思いますが。その辺根本的に勝負事に向いてないのですね。そもそもボウリングにも向いていないのだけど、だからこそ面白いのですよ。やろうと思ったことがすぐ出来てしまうことほど人生つまらないものはないですから。経験上(笑)。

うちの恋人はなかなかやるもので、初めてボウリングに連れて行ったときに3ゲーム目で100を超えてびびったのだが、それはまぐれではなかったようだ。ぜひ真剣にボウリングをやらせたい。マイボールを持つ気は今のところないらしいが、ボウリングは興味を持っているのでありがたい。

「自転車はありえない」とか言われてしまっているからね。私は悲しいよ。

04:10

2006年8月26日

Webと中国語対応

一昨日判明したのだが、IE(Sleipnir)とMovableType上で中国語を使うと、中国語特有の文字が「・」と表示され、上手く表示されなくて困る。IEのエンジンは、ソース内で「lang="ja"」を指定すると、日本語以外の完全に表示をしてくれなくなってしまう。実装上は正しいのかもしれないが、融通が利かなくて困る。Validではなくなるが、mt各種設定ファイルCGIの<html lang="ja">を<html>として、lang="ja"を削ることが出来れば、一応解決は可能だと思う。どうやるのかはわからんが。

サイトのコンテンツ上は、中国語部分を<span lang="zh-cn">でくくってやれば、解決可能で、それが正しい表記法でもある。一昨日のエントリーもそうやって表記をしている。

まあ、どうせ、これを書くのはブラウザ上で直接なんて恐ろしいことはせず、エディタで下書きしてるから、別に良いのだが。それでも困ったら、FireFoxで見ればよいのだし。Operaでも最新の9.01は大丈夫なようだ。ちょっと前のOperaは中国語の表示自体に問題が出ることがあった。

中国語というか、多言語の文字コードにかんして、そこそこ出来るプログラマーでも案外知識が少なかったりして、びっくりすることもしばしばなのだが、確かに普通の人はあんま中国語と日本語の同時表記とか考えないよな。WindowXPでさえ日本語OSだとシステム既定の文字コードがShift_JISってのがガン。多くの人がそのままShift_JISでプログラムを作ってしまうので、中国語を使おうとするといろいろ難点が出るのだ。話はちょっと違うが、携帯電話もいつまでたっても、Shift_JISしか表示してくれないしね。

愛用していたSleipnir Ver. 1.66もUnicode非対応だったので、中国語のサイトを見たときのタイトル部分や、検索ボックスに中国語を打ち込んだときに文字化けを生じていた。2.xxはUnicodeで書かれているので、そういった点が解消されて非常にありがたい。

Vistaはどうなるのであろうか。Shift_JISを使い続けるのだったらもう見限りたいね。今やほとんどのLinuxディストリビューションだってEUCじゃなくてUTF-8を採用しているわけですから。ただVistaはUTF-8じゃなくてUTF-16にするってことはありえるかもしれない。

03:17

2006年8月24日

做说中文的梦越来越少了。现在没有了。

中国人の同僚が、「日本語で夢を見るようになった」とかで喜んでいた。私に関してはタイトルのとおり。中国に住んでた頃は、もちろん夢は半分くらいは中国語だったのだが。

そもそも、それほど夢を見ないほうで、見たとしても朝起きたらほぼ完全に忘れている。時々後になって、そういえばこういう夢を見ていたかもしれないと気づく。最近は仕事の夢が結構多いようだ。夢の中で、やってない仕事に気がついてそれをやってたりして、翌日実際それをこなすなんてことも。

ま、うちの上司には、「あれ、話してなかったっけ? 夢の中だったかなぁ」なんていう人もいて、その域には恐れながらまだ達していないのである。

中国語勉強しないとなぁ。とりあえず、10月の情報処理技術者試験が終わってから、改めて集中して勉強しようかと計画中。同僚が推薦していた本をすでに買っていて、それで勉強する予定。今の職場はそういう点が環境に恵まれているのは良い。

04:21

2006年8月21日

休日と高校野球と自転車

サンデースポーツで堀尾アナが「高校野球を見た後に出かけようと思っていた人は出かけられなかったのではないでしょうか」とか言っていた。まさに私もまさにそのクチです。

早稲田実業の斎藤投手は、西東京大会の決勝から見ましたが、速球と変化球のコントロール、フィールディングなど全般的に良くまとまった好投手という印象で、個人的には好みのタイプなのですが、高校時代の涌井投手(現西武)などと同レベルの評価をしていました。ところがどっこい、あの延長15回の最後の打者、それも4番打者に対して球速147、146km/h 連発しているのを見て、評価を改めました。あの1球ごとの球場のどよめき。あれだけ投げた後にあれだけの速球が投げられるということだけではなく、得点が入らない硬直状態が淡々と続く、ともすればやや退屈な展開で最後の見せ場を作った彼はものすごいとしか言いようがない。

対する駒大苫小牧の田中投手は良い投手だしいい速球を持っているのに、どうもスライダーを投げたがるのがちょっと残念。なにせキャッチャーのサインに首を振ったらまずスライダーなのだから。普通は逆でしょうに。三振もほとんどがスライダーだったし。

なんにせよ、明日の再試合はがんばって欲しい。ただ、斎藤君には、これ以上投げなくても良いよ、とも感じてしまう。余りにも投げすぎなので。未来ある投手がここでつぶれてしまいそうで、少し不安。

野球を見終わった後、暗くなる前にロードで40kmほど走った。今頃は新車に乗っているかと思っていたがフレームの作成が遅れているようで、いまだこのロードに乗っている。このマシンにも思い入れがあるので、まだ乗る機会があるのはうれしいけど。

ちなみに私が購入したブリジストンアンカーのカーボンモデルは、来年4年振りのフルモデルチェンジだそうで、端的に言えば(ほんの少し)性能が上がるらしい。もう少し待てば良かったとか考えてしまって、ややがっかりしてもいるのだけど、そういう自分は資本主義に踊らされているなとも情けなくなってしまう。

最終的には自転車競技においてマシンの性能差など微々たる要素でしかないのだ。強いやつは何に乗っても勝つ。もちろん性能上、求められる最低限のラインはあるが、今回はそこはクリアするくらいのマシンは購入したので全く問題ないはずだ。ま、なんだかんだ言って、乗ってりゃ思い入れも出てくるのは間違いない。早く来ないかな~。

02:06

コーヒーが体に良いなんてクソ食らえ

作業中コーヒーをがぶがぶ飲んでたら同僚の女性に、「コーヒーって体に良いんだよね」とか言われた。わかっちゃいたが言われてしまうとげんなりである。

最近はどうやら、「コーヒーは体に良い」というのが通説になっているらしい。3年前に八丈島に行った時に、温泉の休憩室のテレビで、あのみのもんたとかいうやつが、あの、もはや感心するほど徹底的に感情や説得力を感じさせないくせに、抑揚だけはやたらあるあのトークロボット振りを発揮しながら、「皆さん、コーヒーは一日5杯は飲みましょう」とかほざいているのを迂闊にも耳にしてしまい、気分が悪くなったのを覚えている。

正直、コーヒーは体に悪いくらいじゃないとつまらない。あれだけどす黒い体に悪そうなものを体に入れる。それがイイのである。「セックスは体に良いから、みなさんセックスをどんどんしましょう」とか言われとしたら、それが正しいとしても、「はぁっ!?」、てなると思うんですけどね。むしろ体に悪いくらいのセックスの方が楽しい気がするし。また、適度なスポーツは体に良いかもしれないが、むしろ適度レベルのスポーツは退屈で、体に悪いくらいにスポーツのほうがよっぽど面白いのである。

要は純粋快楽に対して「体に良い」なんていわれると萎えるという話だ。それに正論を言ってしまうと、どんなものだって、状況によって体に良いし体に悪い。私はファミレスでレポート作成中にドリンクバーでコーヒーをがぶがぶ飲みまくったら、フラフラになってしまった経験もある。

今日の夜はヱビスの黒を飲んだ。やっぱ黒いものって体に刺激を与えてくれそうでイイね。実際は黒い食物って体に良いとされているものが多いのですが。海苔、黒豆、醤油、炭など。それはまた、体に悪そうな黒いものが、実は体に良かったというツンデレぶりが萠えるのでそれもまた良し。

01:22

2006年8月18日

本を売るガイドライン

小学生の頃から、たびたび本を売ってきたのだが、これまでの判断基準は「読み終わって、もう2度と読まないであろう本」であった。これは明らかに部屋においておく必要がないから判断が簡単だ。ただ、余りにも本が収拾がつかなくなってきたので、このたび、この判断基準の他に2点付け加えることにした。それが以下2点。

  • 買ったは良いものの、今となっては決して読まないであろう本
  • また読みたいと思ったときに入手が容易で、読むのにもそれほど時間がかからない本

こういった本も遠慮せずに売ることにしたい。前者は読んでいない本を売るということへの抵抗感、後者は今後読みたくなる可能性が有るにもかかわらず売ってしまうことへの抵抗感を払拭せずには実現は不可能である。

また、昔は少しでも高く売るためにマンガはまんだらけに送ったりしていたのだが、今となっては、マンガも書籍も一緒くたにダンボールに詰めて、BookOffにぽい投げである。

とにかく大事なのはスペースだ。まもなく自転車がもう1台増えるのだから、そのスペースも確保しなくてはいけない。

03:06

2006年8月17日

「へんな会社」のつくり方

株式会社はてなは数あるITベンチャーの中で、私も働いてみたいと感じているし、応援している数少ない企業だ。その若き社長、近藤淳也がCNETで連載していたブログやインタビューをまとめたのがこの本。

立って会議をしたり、毎日違う場所に座って仕事をすることが決まっていたりと、ユニークな仕事方法で有名な株式会社はてなだが、それはやはり、この社長あってのものなのだ。だからこそ、サービス開始当初はネタとも思われていた人力検索がここまで大きくなったわけだ。

この近藤淳也って人は、大学時代に自転車で日本一周したり、国体に出たり、今でもツールド信州なんていう日本有数の山岳レースを企画していたりと、かなり自転車に乗れる人なのだ。なので自転車乗りらしい柔軟で自由な発想を持っているように感じる。自転車レースの勝つか負けるかの争いと、自分のペースでいろいろ楽しめるサイクリングの両方の魅力を知っているわけだ。それもかなり高いレベルで。

この人の根本にあるもののひとつにその体力があげられると思う。その気になれば一人で何処までも突っ走ることができるくらいの体力。はてながここまできたのも彼の体力に裏打ちされたパワフルさが大きいと思う。余分なことに手を出すことができ、それでへまをこいたとしてもカバーリング出来るくらいの体力。

私も彼を見習って、周りに引かれるくらいの体力を維持していく所存である。

03:02

2006年8月16日

オタクに迎合したゆりかもめ

そういや、コミケ開催期間中にゆりかもめでは声優によるアナウンスを実施していたらしく、東京湾花火に行くときに聞くのをひそかに楽しみにしていた(?)のだが、結局花火には行かなかったので聞けなかった。まあ、私の声優の知識なんて10年前でストップしているから今の人なんざ全然わからないのでしょうけど。

しかも、行こうとしていたのがコミケじゃなく東京湾花火ですから、あまりにも普通すぎ。最後にコミケに行ったのがもう7年前。

声優といえば、鈴置洋孝氏が56歳の若さでつい先日亡くなられた。有名どころではドラゴンボールの天津飯、ガンダムのブライト=ノア。私や私の妹にとっても5本の指に入るほど好きな超大物声優だったので、本当に惜しまれる。ご冥福をお祈りいたします。

彼がいないと、スーパーロボット大戦のようなものを作るのが難しくなるなぁ。ついぞ最近、妹が懐かしの第4次スーパーロボット大戦をプレイしており、それをたまに眺めながら「サンアターック!」「ゴーフラッシャー!」「左舷弾幕薄いぞ!」とかにちょうど聞き惚れていたところだったのだけど。

03:47

マイミクが少ないのが自慢です

冗談半分、本気半分、タイトルのようにのたまっているが、別にマイミクのお誘いをかけられて断ったこともないし、今後も断ることはないでしょう。自分で探したり誘うことが無いだけで。

Mixiのぬる~い付き合いをハタから生暖かく見ている分には愉快なのだが、別に今のところ積極的にかかわるつもりはない。知り合い同士が連絡を取り合うツールとしては有効だとは思うが。

2chのWeb制作板でmixiのID番号順が早いだの遅いだのくだらない言い争いになっていたが、私のIDは60万台なのでそれなりに早いといえるのだろうか。

てことで、マイミクシィへの追加リクエストを初めて出してみた。

03:24

2006年8月15日

小泉が靖國に行った日だがそれとは関係ない

連休最終日だった。彼女の誕生日であり、横浜行って船乗った。天気は思わしくなかったが、船に乗っている間は運良く雨も降らなかった。

ゆらーりゆらりと船に揺られるのはのんびりしている感じがして良いもんだ。船旅も好きで、宮崎→川崎、大洗→北海道、東京→八丈島なんかのフェリーに乗った。種子島、鹿児島間は無理言って貨物船に乗せてもらったりもした。何れの場合も自転車も持って行っているのだけど。

親の実家が高知なのに、高知には一回もフェリーで行くことなく、川崎、高知間は廃止となってしまったのが口惜しい。

明日から仕事だ。もう少しサイトを工夫してみたり、部屋の整理、書籍の処分などを敢行する予定だったのだが全然進まなかった。長期休みってのは往々にしてそういうもんだ。予定は全然進まない。学生の頃と全く変わらない。もう少し中身のある文章も書く予定だったのだが。

23:18

怠惰な肉体に鞭を

夏期休暇だというのに全然運動していなかったので、まとめて運動してみた。

午前中は30km/hアベで70kmをロードで激走し、昼過ぎからボールを担いでボウリング場に自転車で出かけ、ボウリングを6ゲームこなし、夜は8kmほど軽くランニングした後、筋トレと柔軟。

これだけのメニューがこなせる体力が残っているのは救いである。

町田ボウリングセンターは一般客のおかげで完全に外速中遅の有様になっていた。最初は外でがんばって奥まで持っていくライン(具体的には8枚目まっすぐ~ちょい出しくらい)を使ったが、そこが削れて使えなくなってからは大きく中にシフトして外に膨らますライン(18枚目落としの10枚目通しくらい)をとった。いきなりラインを大幅に移動したり、中から外に膨らますラインをとったりするのはめったにないことなので楽しかった。いつもは中を使ってもせいぜい20枚目落としの15枚目通しくらい。

ボウリングは7月頭にボウリング場会員登録をした時以来で1ヶ月以上空いた。学連のOB参加の大会にまた出るかもしれないから、ちょっとは投げておかないといけない。

02:06

2006年8月14日

私は首相の靖国参拝には反対ですが

12日は東京湾花火に行く予定だったが、雷雨のため中止になった。我が家周辺の雷雨はマジですごくて、雷で家が震えたのは初めての経験であった。近くに落雷があったようで、金属がはねるような音がした。当たり前だが稲光と同時に音がして、ちょっと愉快だった。

夜は池袋の友人の家に泊まりに行き、酒を飲んで花火をした。翌日は昼から友人の友人の友人で日本の宗教を研究しているとかいうノルウェー人と何人かで一緒に靖国神社に行った。ついに靖国神社に生まれて初めて足を踏み入れてしまった。8月15日周辺の日曜日だったが、思っていたほど人はいなかった。中国のマスコミが来ていた。綺麗な中国人の女性アナウンサーが靖国を背景にして綺麗な普通話で何事か話していた。

ノルウェー人には、日本人5人がかりで片言の英語でいろいろ説明した。5人で力をあわせるとそこそこ会話になるから面白い。それぞれ考えの違いはあったけど。5人の英語力は大差なかったが、その分均等に話す機会がまわってくるのでちょうど良かった。"Norway"が"No way"に聞こえてしまうのでそこが聞き取りに一番苦労した。

靖国を一通り見た後、焼き鳥屋で飲んだ。休みに入ってから毎日飲んでる。

今日の6人のうち3人は初対面。3人のうちの1人は、もちろんノルウェー人の彼だが、もう2人は、友人の会社の同期。その友人は流石に面白いやつを友人にするな、と改めて感心した。また飲みに行く予定。

03:46

2006年8月12日

ハチャメチャな人生

関東学生後の打ち上げに参加させてもらうことにしたので、すべてが終わる18時まで外に出て喫茶店で本を読んでいた。持っていった2冊の本を両方読み終わってしまったので、焦って近くの本屋を探して、本を1冊購入した。

打ち上げには広野も来て、そこそこ話せたので良かった。久しぶりに結構飲んだのでろれつが少し回らなくなった。弱くなったなぁとおもいつつも、これくらい酔えると結構楽しいもんだ。

かめはめ波を打ちたいとは思わないけど、打っているのを見るのはきっと楽しい。ハチャメチャな人生を歩んでいる人を見るのは楽しいけど、そんなにやってみたいとも思わないってことだ。つまり広野の人生は見てて楽しいよ。

運の強さを信じられるうちは信じたほうがいいだろうし。何を信じるかは人それぞれだから。俺は割と科学的なパラダイムに属しているわけで、あんま運とか信じられないんだけど(と言うより自分の体力や知力のほうがよっぽど信じられる)、どんなことでも信じ切ったもん勝ちなわけだから。信じるなら、信じ続けられる可能性が高いものを信じるのが建設的だけど。

新興宗教なんかも一分の疑問も無く信じ続けることが出来れば幸せなんだろうけど、破綻をきたす可能性は少なくないわけで、そうなるとあんま建設的じゃないなと。

ま、最終的に信じられるものは、自分しかないんですけどね。

03:14

学生の組織

11日は結局関東学生ボウリング選手権を見に行った。会場に着いたときはもう終わりの方だったが、何とか後輩の勇姿が見られてよかった。引地が6位入賞まであとわずか4ピンの7位に入った。惜しかったがよくやった。5人チームも3位入賞とかですばらしい。強いなぁ、慶應。かつて私が主将やっていたチームとは思えない。そういえば、賞状に書かれた慶應の「應」の字がド派手に間違われていた。いくらなんでも勘弁して欲しい。私も彼女の名前の漢字を変換ミスしたメールを送ってしまって怒られたことあるけど。

引地と一緒のボックスで投げていた日本大学の春山選手が非常に上手くて、ちょっと見とれた。

相変わらず進行は遅く、14時過ぎに投球自体はすべて終了したにもかかわらず、表彰などすべてが終わったのが18時。とは言え、運営している学生たちはそれなりに真面目にやっているのだろうから、あれこれ言う気はないけどさ。

しかし、スコアシートの打ち出しとかを無くせないのかな。それで、スコア取りなんかボウリング場側にある程度委託できないのかね。そっちのほうが進行がスムーズだし、控え室にたまった大勢の学生連中がさっさと帰ってくれるのであれば、ボウリング場にとってもメリットがある気がするのだけど。

ただ、ぶーぶー文句言うのだったら、手伝ったり、もうちょっと上手い仕組みを考えたほうが建設的だとは思う。誰しも早く帰りたいのは同じなのだから。手伝う余地みたいなのがないのも問題なのだけど。

学生の組織がおそらく普遍的に抱えている問題があって、それは、ちょっと出来るやつが仕事を抱え込んでしまうこと。それでその結果誰も手伝えなくなってしまう。更には後輩に対して中途半端にしか引継ぎが出来ず、引き継がれたほうが仕事をマスターするまでにてんてこ舞いになること。それで仕事を完全に理解した頃にはもうすでに誰かに引き継がなくてはいけなくなっている。そんな悪循環。何せ学生生活は4年しかないからね。

そういう風に、ルールを理解するまでに時間がかかるもんだから、他人に仕事を振るとか考えられないし、ルールを変えようとか考える余裕が無いってのが一番の問題なのだろうと思う。私の学生時代が実際そうだった。

あとは、学生やボランティア団体なんかでもそうなんだけど、「時間 = お金」って概念が乏しいんだよね。というより、時間よりもお金を取る。これは仕方がないことだとは思うけど。私も学生時代は18切符使って、京都とか熊本とか行ったりしてたし、十何時間もかけて。

言ってしまえば時間は無限の資産でいくら使っても良いとか錯覚してしまう部分があるのでしょう。極端な話、スコアシートを全部専用のマークシートにしてしまえば、ものすごい時間の短縮が可能だろうけど、そんなコストのかかることは絶対にやらないわけで。

だから、学生組織ってのがはたから見たら非効率だと思えるくらい時間を使ってしまうのは、避けられないことなのかもしれない気がしてきたぞ。

02:53

2006年8月11日

人は2度大学を卒業する

今日から夏期休暇。私服で職場行って仕事した。私服でオフィスに足を踏み入れるのは奇妙な感じがして面白い。ただ、それも慣れてきてしまうと面白みもなくなってきてしまうかもね。すでにどこか慣れはじめてしまっている感じも。

タイトルは大げさだが、大学4年の時の1年生が今4年生なのだ。ホント大学生活って短いな。彼らが卒業してしまうとなると、大学と完全に縁が切れてしまう感じがするよ。

ボウリング部の後輩が、今、関東学生選手権で戦っていて、明日のマスターズに4年が1人、3年が2人残ったようだ。4年にとっては最後の関東学生なわけだ。自分のときを思い出して少し感慨にふけってしまった。

見に行こうかな。来年以降はもう見に行こうともあまり思わなくなる気がするから。

01:36

2006年8月 8日

ちょっとデザインを気にしだしたりして

いろいろいじるのがちょっと面白くなってきて、参考にしようとデザイン的によく出来ているサイトを見てまわったりしている。MovableTypeの標準CSSはかなりいけてなくて、適当にいじっていたが、やはり根本的に一から作り変えようかと検討中。「#right」とか「#center」とか、やっぱあり得ないよな。

一昨年の足柄でのロードレースの写真をまた性懲りもなくサイト内に使ってみた。この写真は構図的にもなかなかよく取れていて、撮ってくれた恋人には感謝なのだが、それがこの写真を使っている理由じゃない。大きいのは、この写真の頃が人生で一番くらいに速かったってことなのだ。それも下手をすればもうこの人生において2度とあの頃の速さには戻れないかもしれないのだ。これは焦るよ。

バルセロナオリンピック自転車ロードレース代表の藤田晃三選手が「過去の自分を目標にしている自分に気がついて引退を決意した」とどこかで書いていたが、とりあえず今の自分は過去の自分が目標なのである、情けないことに。ひとまずあのレベルまで行かないと、それより上が見えないよ。あの頃の自分にしたってそんなべらぼーに速かった訳じゃないってのが悲しいね。宮崎君とかと比べたら明らかに遅かったわけだし。

つまり、この写真は自分の目標を明確にするためのものである。

03:51

2006年8月 7日

迷走中

横浜高校が大阪桐蔭に負けた。注目された大阪桐蔭の中田選手は、第2打席の打球のスピードにも驚いたが、8回、ホームランが望まれている場面できっちりホームランを打つところにスター性を感じさせた。去年から1年生にして5番を打っていたが(しかも4番はあの平田選手だ!)、大阪桐蔭はなんだか怪物御用達の高校になっているね。

サイトいじってた。見てわかる通り、いろいろ試して遊んでいるのだが、迷走中。なんか今、Amazonのアソシエイトがバグっててアソシエイトリンクに変なカートが表示されて困る。しかも、この表示が非常にダサいので萎える。2chを見てみると、この不具合はやはり自分だけではないらしい。アソシエイトではお任せリンクを作ってみた。表示されるものが自分の読書の参考になれば面白いなと思ったので。

本日放映のP League。宮城選手がスペアを外しまくってまた負けた。このままでは剛球のノーコンボウラーという非常にわかりやすいキャラとして認知されかねない。アマチュアでの戦跡を見る限り、本当はそんなはずはないのだが。

02:09

2006年8月 6日

疑惑のドーピング疑惑

明日は覚悟を決めて休むことに決めた。こりゃー夏休みは休めないかもしれないね。溜まった仕事を長期休みに片付けるという悪循環からは抜け出したいのだが。

嬉しいことに今日から職場に一人中国人のスタッフが入った。しかも日本語がまだまだなので、中国語で会話をせざるを得ない部分があって、なおさら良し。

ランディスがドーピングサンプル陽性でツール優勝剥奪、チーム解雇ですか。開催直前にドーピングスキャンダル発覚し、多数の有力選手が出場辞退に追い込まれたほど主催者側がドーピングに神経質になっていたツールで、ドーピングをしてしまうほど浅はかな選手がいるとも思えないのだがね。しかも優勝したステージは必ずドーピングチェックがあるのがわかっていたはずだし。しかも、検出されたのがテストステロンてのが更に謎。自転車レースにおいては筋肉増強剤なんて使っても殆ど意味をなさないのだから。それに検出されたのは優勝したステージだけだし。なんか腑に落ちん。残念だね。

同時期にガトリンの件もあり、同じアメリカ人のランディスにも焦点が当てられ、幸か不幸か自転車競技がメディアでも取り上げられているようだ。

そうなると、去年までツール7連覇していたアームストロングはやっぱドーピングしてたのではないか、なんて下世話な話も出てきてしまいかねない。何せ、ランディス以前にも、ハミルトン、エラスとUSポスタル(アームストロングが居たチーム)出身で他チームに移籍してエース格になった選手が軒並みドーピング疑惑をかけられてますからね。

しかし、これは逆にアームストロングが確実にドーピングをやってないという論拠になると思うけど。私は、3連覇目以降はまずやってないだろうと踏んでいます。理由を述べるのは、またの機会に。

01:55

2006年8月 4日

3,40代で年収1千万が当たり前

先日、大学のサークルの同期周辺のOB・OGで集まって飲んだ。驚いたのが、3,40代で年収1千万円になるのが当たり前だということを前提にして話す人がいるということだった。これは決してイヤミな話ではないのだ。

これは、多くの都会の子供が「多分、高校、大学には行けるんだろうな」と思うくらいのイノセントさ。中高6年一貫の有名進学高校の生徒が大学受験勉強に足を踏み入れる前から既に「東大かそれに準ずる国立大学、悪くても早慶レベルの私大には行くのだろうな」と妄想を抱くような無邪気さ。それらと同様のモノだ。

それらは確かに、結果的にはかなりの確率で正しいので、そう思うことは間違いではないかもしれない。それでもこれは、本人には本当は見えてもいないのに、周りの事例を根拠に見えたつもりになっているということなので、どうも釈然としない。自分自身で1mも走ったことのないレールの上を走れると確信してしまうようなものだ。

高校時代はその辺に潔癖だったこともあり、周りの雰囲気に流されたくなくて、現役時代は大学を受験しなかった。親の手前、センター試験だけは受けた。親には申し訳ないことをした。若かった。

かっこつけたことを書いたが、実際は浪人がしたかっただけだ。また、全く勉強してなかったので当時受験したところでろくな大学に合格しなかっただろうってのが背景にある。結局のところ、いったんちょっとレールから外れてみたかったけど、脱線事故は起こしたくなかった。それだけのことだ。それほどの勇気はなかった。

話がそれたがそういう、高確率だけど無根拠なモノに対する無邪気な期待に対しては相変わらず気味の悪さを感じてしまう。ただ、今の自分はそういう世界(3,40代で年収1千万が当たり前)に近い所に住んでもいるのだなと認識させられ、なんだか居心地の悪さを感じた。それで、そうなっちゃうのかも知れないな、とか考えそうになってしまう自分がイヤだ。

実際のところ、東大、早慶卒あたりで、年収1千万行く割合ってのはどれくらいなんだろうね。

01:43

背景画像のハック(?)

背景画像だが、左右、上下、上下左右に反転させて、右、下、右下に配置し、1枚の画像にくっつけた。そうすると、画像と画像の境目がそれほど不自然ではなくなるね。この写真の場合上下の境目はちょっと厳しいか。

これはあらゆる模様に通じるものがあって、背景画像を作成する際にも応用が利く。今更気がついたが、多分Webデザインをやる人とかにとっては当たり前のことなのだろう。こうした細かいTipsを積み上げていかなくては。

というか、こういう背景画像の置き方をCSSで指定できるようにならんもんかね。背景画像のファイルサイズが増えてもったいない。

background-repeat: reverse-repeat;

とか。

00:46

2006年8月 2日

状況を把握せよ

柄にもなくサラリーマンをしばらく続けている。多分しばらく続くでしょう。特にキャリアアップとか転職とかも考えないし。社会人をやってみると、予想通り出世欲は全くと言ってよいほどないのだが、自分自身の置かれている状況を把握しておかないときがすまないという性分は強いのだなと再認識したね。

全体を見渡せる立場ではありたいのだなぁと。誰しもが多かれ少なかれそうだとは思うが、人一倍強い。根本的にその辺は知識欲に繋がっているように感じる。知識ってのはこの世界を把握するためのツールだから。

03:27

チーム・バチスタの栄光

良かった。ストーリは山場らしい山場もなく淡々と進んでいく癖に飽きさせないのが不思議な作品。真犯人じゃないヤツに疑惑をかけてみるとか、ミステリにありがちなそういった展開が全くないのだ。もう少し黒崎教授あたりに疑惑を向ける展開があってもよさそうなものだが、それをやってしまうとバランスが崩れてしまうでしょう。それでいて犯人がなかなか特定できないってのが面白い。

ミステリではあるが、謎解きというよりも人間ドラマに近い。ほどよいリアリティ、興味深い設定、ほど良くディフォルメされたキャラが立っている点などが良い。

ルールは破るためにあるのです。そしてルールを破ることが許されるのは、未来に対して、よりよい状態をお返しできるという確信を、個人の責任で引き受ける時なのです

高階教授のこの言葉がこの作品一番の名台詞。

03:25