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2006年10月31日

持久力こそ力

諏訪湖マラソンといっても所詮はハーフな訳です。とは言ってもハーフを舐めてましたよ。普段10km走って別に体にこないんだから、それが倍になったところでそう変わらないだろうとか考えてたのが大きな間違いでした。体力がしょぼすぎるって話もありますが。

最初の9kmくらいは快調だったのだ。1kmごとに表示があるのでラップタイムを取って積み重ねていけば余裕かと思えた。キロ4分40秒前後のラップを刻んでいたので、そのまま行けば、1時間40分は切れるように思われた。しかし、10km過ぎに脇腹が痛くなりペースを落とすことになり、15km過ぎからは体中が痛くてだるくてつらくて仕方がなかった。最後の1kmはつらかったが、一番つらく長かったのはその前の19km~20kmの区間。走ってて周りはハアハア言ってるけど、私は心肺よりも体のガタガタ感が強かった。

何度も歩こうかとも思ったが、歩いたらこれまでの苦労が無にするまいという意地だけで歩かずに走りきった。レースの途中でぱらぱらと歩き出す人が出てくるわけですよ。そういう人の無念も分かるので、馬鹿にしているわけでは決してないのだが、それを見ると「私は歩くまい」と余計思うわけです。

自転車レースでもそうだったが、公道の応援は何気に結構ありがたかったりするものだ。小学生達がいっちょ前に和太鼓を披露してくれたりもして、楽しかったりもする。

ネタで出場している人もいて、被り物やらコスプレで走っている人もいるのだ。そういう人には負けたくないとも思ったね。でも、60cmはあろうかと言うカリンの被り物をかぶった人には負けた。最後の1kmくらいまで併走していたが、振り切られた。カリンちゃんてのが諏訪市のマスコットらしい。バットマンに勝った。残り4kmくらいの地点で抜き去った。真っ黒で暑そうだった。

自分の周りで走っていなかったが、早実の高校野球のユニフォーム着て、斎藤君のコスプレしている人や、定番とも言えるセーラー服もいたようだ。ゴール後見かけた。

自転車の大きなイベントで乗鞍ヒルクライムという22kmの峠道をひたすら上る大会があります。この大会にも毎年セーラー服を着た男性がママチャリで出場しているようです。しかもそれが結構速いもんだから、性質が悪く、その人に負けるのは大いなる屈辱感があるらしい。

ちなみにタイムは1時間53分28秒。最近走れていなかったとは言え、1時間40分前後かなぁとか考えていた自分が甘かった。10km走なら45分程度で走れていたのだが。

完走者全体で2143位/6345人、年代別では394位/1099人でした。ハーフマラソンに出てやろうなんて奇特なことを考える人たちの中でこの順位ですから初めてにしては悪くないのかもしれません。とはいっても大問題なのは、女子60歳以上の部の優勝者よりも遅いということです。ちなみにそのタイムは1時間44分57秒。恐ろしいお婆ちゃまもいるものである。

走っている女性は体が若々しくかっこよいね。一緒に走っていて非常に気持ちが良い。それに女性の意地とか強さとかも非常に感じたよ。ラスト1kmでラストスパートをかけた女性に何人にも抜かれましたからね。持久力こそ力と考える私にとってはいい刺激になりました。あと、女性の比率が高いのは自転車からすると考えられない。それに、女性のトップタイムにこうまで差をつけられることは自転車レースではなかなかなかったことです。あの頃とは体力が違う、自転車と走るのとでは勝手が違うってのもあるのでしょうが。

翌日は体がガタガタでした。走るどころかまともに歩くことすらままならない情けなさ。よたよたと歩いて職場に行きました。

23:53

2006年10月29日

長野へ強行軍

諏訪湖マラソンに行った。実際申し込みはしたものの出ようかどうかは直前まで迷った。当日の朝始発で行ってギリギリ出られるかどうかがあやしかったからだ。宿の手配もしなかったし。

最寄り駅5時14分発の始発に乗り、8時55分上諏訪駅着。9時20分が受付締切。上諏訪駅から会場までの途中の体育館で荷物預けて、9時20分までに会場で受付をすればなんとか出走可能であった。

ただ、これはあくまで一連の流れがスムーズに行ったらの話である。諏訪湖マラソンは7000人からが参加するイベントであり、手荷物を預ける体育館や受付が混み合っていたら一巻の終わりなのである。

そこで私は一計(?)を案じた。貴重品は預けないで、体育館に荷物を放り込み受付に直行する。持って行く貴重品は絞りに絞って、封筒に入れそれをジップロックに入れてジャージのバックポケットに入れて走ることにした(そう、ウェアは自転車ジャージで走るのだ)。携帯も財布も持って行かない。持って行く貴重品はお金と切符と保険証のコピーだけである。

受付は並んでいるかもしれないが、よもや9時20分になって並んでいる人を受け付けてくれないと言うことはないだろうとタカをくくった。同じ電車に同じ穴の狢がいるに違いないとも思ったし。参加賞はゴール後の配布のようなので、受付をしたらそのまま出走できるはずだ。

それで受付できなかったらそのときはそのときだ。とにかく、電車に乗って本を読みながらレースに行く。そういう旅がしてみたくなったのだ。3年間に乗鞍ヒルクライムに行ったときは陰摩羅鬼の瑕を読んだ。今は奇しくもちょうど邪魅の雫が手元にあるのだ。

腹をくくって行くことにした。マッサージオイルの塗布や着替え(上着を脱ぐだけだが)は電車の中、アップは会場までの道すがらである。しかし、どうも便秘気味でトイレを済ませられなかった。自転車レースで出走前に快便でないのは負け戦を意味するが、それはマラソンでも同様であろうし実際そうであった。

受付についたのは3分前。誰も並んでおらず、あっけなく受付は終了した。拍子抜けである。やはり、そんな受付ギリギリに行くような無謀なヤツはそういないようだ。計算外だったのは参加者リストなんかが載ったパンフレットとスポーツドリンクのペットボトルを貰ったことである。それでも受付がすんなり終わったこともあり10時の出走までは十分に時間があったので、いったん体育館に置きに戻ることができた。

ということで無事に出走(歩かず完走)を果たしたのである。

実は、諏訪湖マラソン出場者用の貸し切り列車が新宿から出ていたらしく、それに八王子から乗ればもっと余裕だった模様。事前申し込みが必要だったみたいなので、来年出るなら申し込んでおこう。

行きも帰りもほとんど寝てしまったので、邪魅の雫は全然読み進まなかった。

23:28

2006年10月28日

CSSハク的なこと

長いエントリータイトルを書いて、それが2行にまたがったときに表示に不具合が出ることに気がつき調整した。「デキるやつ…」を書いたときに気がついた。2行にまたがるものが果たして見出しとしてふさわしいのか? という話はこの際置いておく。

これまでエントリーのタイトルが入るh3タグにはCSSでheightを絶対値で指定していたのだが、それだとボックス内の内容が溢れてしまった場合、はみ出して表示されてしまうのだ。IE6だとボックスが適宜(?)自動拡張されるのだが、それはIE6の実装のバグらしい。

てことで、Firefoxだと表示はこんなに悲惨なことになっていたとさ。

IEでの表示
Firefoxでの表示

てことで、ボックスの内容によって、適宜ボックスのサイズを自動拡張してくれるようにするためには、heightでなく、min-heightを指定すれば良いようなのだが、ここでひとつまた問題がある。それは、「IEはmin-heightを読まない」ということだ。

ただ、IEはheightを指定していれば、適宜ボックスを自動拡張してくれるので、IE以外にはmin-heightを読ませ、IEにだけheightを読ませるようにすればよいということだ。なので、スターハックを使用することにした。具体的には以下のとおり。

変更前
.content h3 {
  height: 23px;
  /* 省略 */
}
変更後
.content h3 {
  min-height: 23px;
  /* 省略 */
}
* html .content h3{
  height: 23px;
}

このサイトこの程度とは言え、CSSハックを使うのは初めてのことだ。だいたい、最新のブラウザなら特に表示に問題ないように、簡単なCSS記述しかしてなかったからね。しかもMac使いや、レガシーブラウザを使っている人はノーサポートですから。商業サイトじゃあるまいし。そのへんどっかに書いておいたほうが良いのかもしれないけど。実際IE5.5でこのサイトを見に来ている人は何人かいるようだ。多分2段組が崩れていると思われる。ちなみに、IE7はスターハックを読まず、min-heigthは読む実装になっているようなので、表示は崩れない。

このエントリーは完全に自分に対する備忘録であるとともに、画像とそれに対する簡単な説明をhtmlでマークアップするときに、定義型リストdlを使ってみたかったってのがある。それと、preタグとcodeタグでcssソースをマークアップしてみたかったってのもある。まだ、何もCSS設定していないが。

21:03

2006年10月27日

暗くなるのが早いに決まってるでしょ

今日は峠行った。峠と言っても丘みたいな土山峠だが。5時過ぎには暗くなって焦った。考えてみたらもう10月末だから当たり前だ。その時期の日没の時間帯くらい把握しておけないようでは、自転車乗り失格です。

最近は自然から切り離されてますからね。新宿で勤務していたときなんかビルの上だったから、外が雨降ってても気がつかないのな。窓から下を見ても、雨が降っているかどうか判然としない。しまいには「たった今の新宿の天気が分かるサイトってないですかね?」ときたもんだ。外界よりもインターネットが近い。

夜は粗大ゴミを出した。自転車のホイールを4本。廃タイヤを8本くらい処分した。

23:59

2006年10月26日

デキるやつがデキないやつの苦労を想像するのは難しいが、デキないやつはデキるヤツが苦労しているとは考えもしない

タイトルと中身はイマイチリンクしてないです。中途半端なスキルって言葉を書いてついでに思ったが、非常に優秀な人が才能を安売りするようなことをすると、その業界の他の人にとっては逆にいい迷惑だったりすることがあるな。

アニメータ業界なんかは、手塚治虫の功罪が問われたりすることもあるわけで。安く仕事を請けすぎたとかで。(もっともこれは批判している側の主張だが)

IT業界もしかりで、大学教授なんかが、オープンソースで非常に優れたフリーソフトウェアを作ってしまうと、職業プログラマにとってはいい迷惑なわけですな。その感覚は最近感じるようになった。職業プログラマーもスキルを磨くためには、余暇はオープンソースプロジェクトに加わるくらいでなくてはいけないなんて理想論もあるみたいですが。

過度な価格競争を繰り返してしまうと、業界全体の衰退に繋がりかねない。Webデザイナー業界もそうだ。この業界は、玉石混合が過ぎるというのもあるけどね。

同様に働きすぎてしまうのもよくないわけですよ。与えられた仕事を何とかこなしてしまうってのも、例えば後任の人なんかにとってみたら迷惑極まりない話でしょうから。てことで私も上手くサボらないとね。とか書いておきながら、結局サボれないだろうのが悲しいところ。

23:56

中途半端なスキルほど手に負えないものはない

なぜこんなに忙しいのかと考えてみるとね、コンピュータも使えるし中国語も話せるから非常に重宝される、と言ってしまえば聞こえがよいが、両方のスキルが中途半端だから、コンピュータと中国語とで人の2倍近くの仕事を振られるとそれこそ仕事が回らないのである。考えてみれば非常に簡単な理屈だ。それにしたって今いる業界は人材不足なのだから。

いつでも転職できるくらいの余裕があったほうが良いのかもしれんが、そんな上手く立ち回れる器用な人間じゃないし、それでよいと思ってるしな。最近は転職してみても良い気がしてきたが。ただ、今の業界で働くとすると今の職場が一番面白いことはまず間違いないのだ。

中国語をひたすら磨いて、「コンピュータなんて全くもって使えませ~ん」とか宣言した方が楽なような気がするよ。…無理か。

別にコンピュータなんて好きなわけじゃなくて、大学入った時にどうやら使わざるを得ないようだったし、こんなものに振り回されたくないもんだから使い方を覚えただけの話なのだが。それだけの話なのに、コンピュータを使える人(もちろんこの言葉自体が意味不明なのは言うまでもない)ってことで、使い方を訊かれたり、いろいろ仕事を頼まれたりして負担が増えているのは、私にとっては本末転倒も甚だしい。自分で調べろと、それが出来ないのなら使うな、と言いたい。

もちろんそういう教えてクレクレ言う人も、ストレスを感じながらパソコンに触れているのは間違いないので、もうあらゆる人にとってストレスフルであるわけだ。

ビジネスの効率化かなんだか知らんが、なぜこうまでしてコンピュータを使う必要があるのでしょうかね。それこそ今のパソコンなんて、昔のスーパーコンピュータ何十台分ものスペックがあるのだら、それこそ普通の公道上を皆でフェラーリ乗り回しているようなもんであり、そういう意味では非常に非合理極まりない。

たとえ話だが、皆でのんびり歩いてりゃいいのに、走り出すやつがいるもんだから、皆で走る羽目になってしまう。それで結果的に出てくる順番なんかは歩いていたときと大差なく(最初に走り出したヤツはちょっとだけは得するかもしれないが)、結局みんなが疲れるだけ損なのである。最初に走り出すヤツってのは大概、自分は誰よりも速く走ることが出来るという無根拠な自信に満ち溢れている。

ま、コンピュータを研究に使ったりするのは面白いと思うよ。こんな表彰が行われたようですが、森悠紀さんが完全に紅一点で面白い。正に才媛を体現しているような人ですね。

04:35

2006年10月23日

騙されたような感じ

神田に移動した。いろいろ上司の無茶な要求があって、システムを移行するのに苦労した。と言うかまだ完全には解決していないけど。ま、ずっと忙しかったが、やっと一息ついた。定時に帰れるなんて夢のようだよ。実際は4時間早く出社した訳だが。そうだとしても。

でも、余りにも設定がうまく行き過ぎて、状況がすんなり動くと、騙されたような気になるのは何故だろう。機材の設定にしてもプログラムにしても。

特に言われたとおりに機材を設定するだけだとそう感じるね。VPNの設定なんて、本社のシステムに「ここをこうしろ」って言われたとおりに設定しただけだしな。ああこれで繋がっちゃうんだ、みたいな。

自分がやったことながら自分とは関係ないところで動いている感じがするからだろうな。こう、飛行機に乗って爆睡していたらいつの間にか目的地についていて、「ここが沖縄だ」って言われたらもう反論できなくて、実感湧かなくてもどうやら沖縄に来ているらしいみたいな感じ。

すんなり行ったげなことを書いたが、実際は間際で問題が立て続けに起こってかなり焦った。日曜なんかあやうく帰れなくなるところだった。夜は恋人と食事しようと約束していたのに、ドタキャンした。人として終わってる。

23:41

2006年10月21日

会社に尽くす阿呆

今週1週間は毎日13時間以上働き、会社と家の往復を繰り返しであった。会社に泊まることにはならなくて良かったよ。全く、会社に尽くしすぎだ。情けないね。今日は職場の引越しでダンボール10箱発送した。

明日から神田勤務。今週何度か足を運んだが、神田は結構楽しそう。新宿の妙に澄ました感じの圧迫感に比べると、人間臭さがあるのが良い感じ。遠くなるけどね。

神田行ったらいったでのんびり出来るわけではもちろん無いのがつらいところ。ここのところ、休日返上で働いているので、来月辺りに休みつなげてやろうかと計画中。

23:55

2006年10月15日

既視感(デジャヴ)じゃない

情報処理試験を受けた。基本情報。今更って話もあるが、最近考えが変わって取れるものは取っておこうかと思うようになったもんで。たいした資格じゃないが。

会場が玉川大学だったので、自転車で行った。と言うか、ご存知のようにスーツじゃないときの単独での移動手段はほぼ自転車一択だ。免許の更新も、中国語検定も自転車で行った。そういうところに自転車で来る人は滅多にいないのでなかなか痛快(?)。なので、マイボールしょって自転車でボウリング行くスタイルもなかなか気に入っている。

受験生の時も玉川大学辺りに模試を受けに行った気がしていたのだが、ビンゴでした。校舎の前に自転車を置いたのだが、その場所を見て受験生のときもまさしく同じ場所に自転車を置いたのを思い出した。今日も代ゼミの模試をキャンパス内の別の所でやっていたようだ。

試験は割かし簡単だった気がするし、実際難易度は易しかったとネットでも言われているみたいです。簡単に答え合わせをしたが、午前午後とも9割前後取れているようなので問題ないでしょう。

ただ、ひとつ心配なのは、受験番号のマークを間違えている可能性があるんだよね。午前午後とも解答用紙に受験番号を同じようにマークするのだが、午後試験で受験番号をマークしたときに「あれ?午前てここにマークしたっけ?なんかこういう風にマークした覚えがない…。別の場所にマークしたかも…」とかちょっと感じてしまった。気のせいだと思うが。

選択問題はJAVAを選択した。今の職場じゃ使わない(JavaScriptは使うけど・笑)ので1年以上見てなかったのだけど、あれくらいだったらまだまだ何とかなりますね。むしろ問題解きながら思い出したりしてました(笑)。

次は何勉強しようかな。中国語検定かな。準1級は去年受けて返り討ちにあったので、堅く2級を確保しておくとするかね。準1級はもう一生受からない気がするよ。情報処理試験は次はソフトウェア開発技術者かな。

帰って家で仕事した。持ち帰りの仕事をしないという、自分の中での禁を早々に破ってしまった。

22:37

2006年10月14日

初めての大阪が

マジで忙しい。忙しいとか言いたくないんだけど。日帰りの大阪出張とかやっちまったぜ。しかも突然決まるし、直行直帰で楽しむ暇も無かった。昼にたこ焼き食べたくらい。夜も食わずに帰った。新幹線て電源ある席ほとんど無いのな。仕事しようと思ったのに。この感覚が病みかけ。帰りの新幹線は上司が缶ビールをご馳走してくださったので、飲んだらとたんに眠くなって、寝てしまった。

昼飯はいくら丼を食べたのだが、普通に蕎麦がセットでついてきて驚いた。たこ焼きもデカイのが8個からだったしね。流石は食い倒れの街。今度行く機会があったら心行くまで食ってやるぜ。何せ大阪で降りるのは初めてだったのだ。通り過ぎることは数多くあったのだけど。

23:35

2006年10月10日

リハビリレベルの違い

たかだフレンドにずっとあずけていた前のロードを取りに行った。一応写真を撮ってあげた。

ずっと取りに行く暇がなくて預けっぱなしだったので非常に悪いことをした。実は昨日も行ったのだが、臨時休業とかで開いていなかったのだ。めったに休まないので(元旦すら休みじゃない!)意外に思ったのだが、考えてみたら鈴鹿だった。案の定、佐藤琢磨にを応援に鈴鹿に行っていたようだ。佐藤琢磨は自転車やっていた頃はたかだで走っていて、今も機会があるとたかだの集まりに来るようだ。

店にいたら和地さんが来たので、少し話した。とりあえず「ワールドチャンピオンおめでとうございます」と。
しばらく話していたら、
「今度のJCRC出ますか?」
とか訊かれた。JCRCってのは大きめの自転車ホビーレースを定期的に開催している団体、もしくはそのレース自体を指す。
「最近は全然乗ってないので、ロードレースは出たら(集団のスピードについていけなくて)危なそうで今年は出るつもりはもうないですね。精々ヒルクライムくらいです」
とかこたえた。そうしたら、
「そうですよねー、乗ってないと危ないですよね。私もここ数ヶ月(世界戦の為にトラックの練習ばっかしてたから)ロード全く乗ってなくて、今度実業団のレースに誘われたんですけど、危なそうだったので、JCRCでリハビリのつもりなんです」
やべー、リハビリのレベルが全然違う。私のリハビリはロードに乗るところからですよ。それでそこそこ体力ついたらクラブラン出て集団走行に慣れて、それからレース復帰ですよ。道のりは長い。出来るのかどうかも怪しい。

和地さんはその後、アルカンシェル(世界チャンピオンだけが着ることを許される虹色のジャージ)を作ってもらえるとか、ロード用のジャージにも袖口に虹を入れるとかそんな話をしていた。

てことで前のロードに乗って家まで帰ったのだが、もう全然重い。前のパーツに戻してしまったので急激に重くなってしまった。10kg近くあると思う。ブレーキも2本指じゃないと効かない。

てことで、3連休が終了した。世間と1日ずれて、日月火と3連休だった。ここ5日間で4日休みとやや休みすぎ。ちょっと最近仕事が多いので、ここらでしっかり休んで、これから死に物狂いで働く所存である。しばらくまともに休めそうにない。

23:10

レーシングスペック

ニューマシン購入してからずっとまともに乗れなかったのだが、やっと外に出して乗ることが出来たので写真を撮った。もう全然違うね。軽い。5階から上げ下ろしするのが楽で仕方がない。

という問題ではなくて、実際乗るとかなり違います。すげースムーズで乗り心地もよいのだけど、決して柔らかいわけではなく踏んだらきちんと反応してくれる。魔法のじゅうたんみたいな感じでスーッと進むんだよね。前のアルミが無駄に硬すぎたって話もあるんですが。

そりゃプラシーボみたいな部分もあるのかもしれないが、顕著に違うのがシッティングからダンシングに切り替えるときの踏みの軽さ。サドルから腰を上げて踏み込んだ瞬間の軽さにはビビリます。むしろ軽すぎて最初はよろけそうになるくらいでした。前のだとグイっと踏み込む感じだったのに、こいつだとスコーンと踏み抜けてしまうのだから。

それと、ブレーキが全然違います。最初は「どうも効きすぎるなぁ」とか感じていたのだが、それは前のマシンの感覚で人差し指と中指の2本指でレバーを握っていたせいでした(w) 人差し指一本でレバーを握ったら、スピードコントロールからフルブレーキングまで思いのまま。いや、人差し指だけで良いのですね。大変失礼しました。流石はShimano最高級のレーシングパーツ、DuraAceは違います。

軽く50kmほど乗った。次回は峠にでも繰り出してみようと思う。

22:09

2006年10月 9日

カバーをはずせ

その昔、書は神聖にして犯すべからざるものだった。帯は外さず、綺麗なままで保つ為に、必ずカバーをつけ書棚に並べたものだ。売るときにすこしでも高い値で売るためという理由もあったのだが。そんなことはやめることにした。

何せカバーがつけてあると、見渡したときの検索性が悪い。大いに時間の無駄である。カバーをつけたまま忘れ去っていて読んでいない本がかなりある。ひどいのになると、それがずっと目の前にあるのに、カバーに阻まれて気づいていなかったりすることもあるのだ。

昔はカバーの種類やよれ具合でどの本かは分かったもんだったが、こんだけ冊数があると収集がつきません。高校時代までは人生の中で書が占める割合が多かったから、どこに何があるかとかはだいたい把握してたんだけどね。本居宣長のように(嘘)。

宅本便で売る本をみかん箱一箱くらいに詰めた。それでもまだ本棚に入りきらないや。私の部屋には本棚が3つあるのに。

23:06

「雑居」で検索したらGoogleではトップだった

雑居祭りに行った。とりあえずたまりばのテント行った。いつものように焼き鳥と秋刀魚と福倖酒を売り、隣で藍染なんかのバザーをやっていた。

以前、開襟の藍染のシャツを売っていたのだが、今回はTシャツしかなかった。以前見たのは、たまりば15周年のときだったが、そん時は買おうか迷っていたら藤田悟さんに先に買われてしまったのだ。また新しく染めることがあったら、開襟のやつを作っておいてくれとリクエストを出しておいた。ボウリングのときにでも使いたい。

しかし、今回も15周年のときもそうだったのだが、「よし手伝ってやろう」って気が湧かなくなってしまった。どうもお客様気分で顔を出してるんだよね。15周年のときなんかは、「手伝う」って選択肢があることも気づかなくってそんな自分にショックを受けたが、今はもはや開き直ってしまった。

祭りをぶらぶらして、とある店でコーヒーを頼んだら、そこの学生の女の子がいろいろ話しかけてくれた。フェアトレードに関する団体だったみたいなので、「フェアトレードって何?」みたいな質問をしたら、たどたどしくすごく一生懸命説明してくれた。水俣展の説明の学生の子もそんな感じだった。社会的な活動をしている学生にありがちな、まだその問題を自分の中に落としこめていない感じ。まだ、自分の言葉で説明できないんだよね。批判めいてしまったが、だから悪いと言っているわけではない。一生懸命な姿は好感が持てるし。動機が何であれ。

3時過ぎに抜けて、夜は新宿で友人達と飲んだ。上海で白夜行を貸してくれた女の子に久し振りに会った。今はWebデザインの会社に勤めているようだ。

帰りに恋人を家の近くまで送ったら終電がなくなったので、そこから歩いて帰った。13km位。

12:18

2006年10月 6日

骨2本もっていかれた

すげー雨だったのに、休みだったもんだから出歩いてしまった。傘差して歩いていたら、風で傘がぶっ壊れた。骨が2本折れていた。恐るべし。

ボウリング6Gやって、髪切って、マンガ喫茶でMonster読んで時間つぶして、成瀬のカイロに行った(いつの間にやらWebサイトが出来ている)。そんな休日。

カイロは丸2年ぶりだった。プラクターの上野さんに「中国行ってたんじゃなかったの!?」とか言われてしまった。もうとっくの昔に帰ってきているのに連絡をしていなかったぜ。失礼な話だ。

上野さんはもともとパワーリフティングの選手だったのでスポーツ系の話に理解があるのが嬉しい。たまに陸上選手なんかも来るらしいが、基本的には女性客がほとんどなので行くと喜んでもらえる。パワーあるので、施術がすげースムーズ。ベッドの上で転がされるかのように進む。

体はもうすげー曲がってた。目をつぶって立たされたが、長時間その姿勢でいるとかなりフラフラしてるのが分かる。施術してもらって良くはなったが、まだやっぱフラつくな。

ボウリングは久し振りにセンターのハンデ無しの単発の大会かなんかにちょっと出てみようかと思う。飛び賞狙いで。

23:17

2006年10月 4日

注意!こいつには日常は含まれていない!

安く済むのでアメリカから輸入代行業者を使ってサプリメントを買っているのだが、マルチビタミン・ミネラルのビンのラベルを見るとこんなことが書いてある。

日常は含まれていない!

Contains no yeast, daily, egg, gluten, corn, wheat, or artificial color, flavor or fragrance.

日常は含まれていないそうです。それなんて麻薬? 魂と引き換えにって感じ? とにかく、やばいくらいキキそうですね。

最初見たときは、妹に聞いても、辞書を引いても、何のことやらさっぱりわからなかったのだが、こいつはどうやら"dairy"のスペルミスのようだ。別のビンには、ちゃんとこう書いてある。

乳製品は含まれておりません

周りの単語から、これがアレルギーに関する表記だってことはわかるのだが、"dairy"って酪農とか乳製品とかなどを表す単語らしいです。ひとつ勉強になりました。

実はこのスペルミス、私が初めて購入した3年前から変わっていないのだ。今回買ったのもそのままだった。誰も気づかないのかね? それとも在庫が余ってるのか?

しかし、LとRを間違えるなんて、Engrishの世界ですな。

ちなみに、今回の写真、自分のデジカメは接写性能がイマイチだったので、妹のを借りて撮影した。新しいデジカメは違うね。実はずっとネタにしたかったのだが、自分のデジカメの接写性能がネックになっていて見送っていたのだ。

04:09

2006年10月 2日

あなたの原価はいくらですか?

化粧品の原価が数円だの、ジュースの単価がいくらだのなんて話は幾等でもある。しかし、そんな話は詮方無き事だ。

そもそも多くの人間は大体時給換算で1000円前後で働いていると思うが、じゃあ、自分の労働に時給1000円の価値があると思っているのかと。

それこそ、我々よりも過酷な労働を、時給ベースで10円にもならない値段で働いている人間がいるわけだよ、世界には。

どこかでは10円の労働が1000円になる世界で生きているのだから、原価10円の物が1000円に化けたっておかしくない。そう言う体系で生きているのだから、文句を言ったって仕方がないのだ。

俺がブランドと聞くと、ケッて感じになるのは御存知の通りだと思うが、別にブランド全否定って訳でもない。俺が必要性を感じないだけで。

不当に高い値段を付けられていないか、消費者の目ってのは勿論必要で、それはまた別の話。これはブランドの話にも通じるな。ブランドを育てていくのは、消費者なのだろうから。

01:56

自転車ではなくボウリングをした

雨だった。自転車乗れず。金曜時点では日曜の降水確率は80%で、土曜に急遽20%に変更になり期待していたのだが大嘘でした。夕方からボウリング行った。レーンは何処投げてもポケット行く楽なレーンで、それでも6ゲームで182ave。テンピン3連続ミスとかやった。15枚目周辺を投げると楽すぎるので、最後は22枚目通しとかやって練習。11月月例までになんとか広野の足を引っ張らないレベルまでにしておきたいところだが。

今年は2年ぶりに龍勢ヒルクライムに出ようかとか画策していたのだが、11月月例と同日のため無理でした。

昨日の会社帰りの電車の中で、邪魅の雫を読んでいる女子高生がいたのだが、もう半分以上読み進んでいた。やる。うちの邪魅の雫は妹に没収された。しばらく読む予定がないので、先に読んでもらうことにしたとも言う。

01:54

2006年10月 1日

自転車に乗れ!

和地さんが世界記録を出したようだ。すげぇなあ。40過ぎから自転車始めて、年々速くなっているのだから恐れ入るよ。

てことで、彼女のエッセイ集をちょっと紹介。話していても思うが、ホント多才な人だよなと思う。逆境でも、努力してる最中も悲壮感を全然漂わせないところが彼女の強さ。

その昔、たかだのクラブランで一緒に走っていた頃は、彼女よりは遅くならないという消極的極まりない目標がどこかにあったのだが、今や完全に彼女のほうが速い。というか比べるのも失礼だよな…。

そういや今月のファンライドの大弛峠サイクリングの記事でも宮崎君がトップタイムを出したとかで何枚も写真が載っていた。たかだフレンド速いなぁ。ただただ感心する阿呆なガキ状態。

これまでチェスにしろ、ボウリングにしろ、自転車にしろ日本のトップに近い位置にいるような人たちと交流が持てたことは僥倖である。とか、すっかり傍観者の老人のようなことを言ってみる。もちろんそういった交流を続けるためにも、自分自身それに見合うなんらかのタレントを持っていないといけないよなーとも少し思うわけで。チェスの人たちとは完全に切れているもんなぁ。

Bridgestone Anchorの2007年モデルが雑誌やなんかで発表されているが、これまたかっこ悪い。今年モデルを買っておいて良かったとつくづく安心。ネットでもすこぶる評判が悪いようだ。

そんなことを言っている間に乗れ!>自分

01:00